ショパンエチュードOp.10-4を弾く理由

あったり前だけど、ショパンのエチュードって、おもくそむずかしいわ。
だいたい楽譜見ても何の音かわからへん。

それに、いまごろわかったけど、ワシ、ヘ音記号、読めへんわっ!

いったいなにをどうしたら、この曲、あ、エチュードのOp.10-4ね、弾けるようになるのかさっぱりわからん。
まあ、相変わらず手は痛いしなあ。

20190406ショパン_エチュード_Op.10-4_楽譜
ところで、私は13才のときにピアノをやめた。はじめたのは何才だったか覚えていない。
親がやらせたそうで、はじまりも終わりも親が決めたので、それにしたがっただけだ。

ウチの親はちょいと特殊だったようで、「コドモは自分の意志を持ってはならない」という不文律が存在していた。

で、私はピアノが好きだったので、中一でやめたあとも、たまにちょこちょこ遊びで弾いていた。
FMラジオで流れていた曲で、いいなあと思うヤツをもっちゃもっちゃ自分で弾いておった。

そのなかに、ショパンの曲もいくつかあって、エチュードも「カッコエエなあ~」と思って弾いてみたりした。弾けてないけど。
うん、「知らない」ってことはなかなかオソロしいのう。当時は、ピアノの難易度もぜんぜんわからなかった。

しかしウチの母ちゃんは、私がピアノを弾くとものすごくキゲンが悪くなった。
「あんたっ、ピアノでけへんからやめたのに、なんでやめたあとに弾くのっ?!」と怒る。

母ちゃんは生い立ちが不幸で虐待されて育ったので、やっぱりコドモをボコボコにする。殴る蹴るってふつうにやられちまう。
そうこうするうちに、母ちゃんはピアノを見るのも胸クソ悪いっちゅうて、ピアノを売ってもうた。私が二十才ぐらいのときだ。

というわけで、いろいろ事情があったにしても、はたちまではポツポツ弾いておったんよ。
そのなかに、このエチュードOp.10-4もあったんで、まったく初見ってわけじゃない。

ただねえ、40年もまえのハナシだから、やっぱりほとんどわからへん。
わからんけど、むかしもいまも、この曲はカッコエエなあとあこがれる。ホレボレする。

思い返すと、私は「どうしたら、このむつかしい母ちゃんとウマくやれるか?」ということだけ考えて、長年生きてきた。
このあいだ、O先生のカウンセリングを受けたときも、やっぱり「母」がメインテーマだった。

もう57才になるというのに、まだ母に支配されており、その支配に安んじている自分がいる。
けれども、このあいだのカウンセリングを機に、本当に独立することにした。

だからいまは、はじめて自分の志でピアノを弾く。
そして、44年ぶりにピアノの先生につこうと思っているけど、そのときにこのエチュードを弾こうと考えている。

どう考えても無謀すぎるけど、私の直感がそう命じるんだよ。
なので、そうすることに決めた。

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