憧れの先生に習えることになり、44年ぶりにピアノレッスン再開

わたくし、ひっそりとピアノの先生を探しておりまして、しかもまあ、身のほど知らずは百も承知で、すっごい先生に習いたいんじゃわい。

なにが「すっごい」のかと言えば、まず自分がものすっごく惹かれる演奏をする先生でないとダメなのだ。
ワシはべつに「いい演奏を聴き分けられる耳」を持っとらんけど。

でも、私の「標準」はピアニストB氏の演奏なのだ。
ごめん、ちゃんと本名書けなくて。いやあ、ワシなんぞがなまえを出すのもはばかられるんで、すまんのう。

ピアニストB氏は「二十世紀の巨匠」と呼ばれるひとりで、もうずっとまえに引退したヨーロッパのピアニスト。
クラシックが好きなヒトは知っていると思うけど、一般的にはそれほど有名じゃないかもね。

私は、40代のときにB氏のCDを聴いて以来、その深淵で内省的な演奏にめちゃくそ惚れ込んだ。
出ているCDをぜんぶ聴くほど熱心じゃないけど、まあまあずっと聴いてきたから、なんとなく「B氏らしい演奏」はわかるようになってきた。

なので、ほかのピアニストの演奏をたまに聞くと、ああ、ソコはB氏だったらそうは弾かんよなあと突っ込みたくなる。
いつだったか、たまたまEテレで演奏していたピアノを聴いて、おや? B氏が高く評価しそうなずいぶんいい演奏じゃのうと感心して、その若手ピアニストをググッたら、じつはB氏の弟子だったということもあった。あ、自慢っぽい? うん、自慢ですぅ。

まあ、そんだけB氏の演奏が好きで好きでたまらんし、そういう演奏でないと気が乗らない。

8年半まえに電子ピアノを買って、ヨチヨチ練習してみたとき、ピアノの先生につこうとは思わなかった。
近所のホールでピアノの発表会をやっているときとか、聴きに行ってみたりしたけど、すんません、エラそうなのはわかっとるけど、いや、こんな感じの発表会になる先生に習うのは躊躇した。

もうねえ、オマエごときがなに言うとんねん?ってシバき倒されても当然なんやけど、いやいやいやいや、B氏の香りがするような演奏じゃないとあかんのよぉ。

ところが、だ。
見つけてしもうたわ、YouTubeで。
ついに、この先生に習いてえ!って強烈に思う先生を。
かぐわしい香りを放つ演奏をする先生を。

結論だけ書いておこう。
今日その先生のお宅にうかがって、最終的にこれからレッスンをしていただけることになった。

そこに至るまでは、いろいろござんしてねえ。
ええ、例のショパンエチュードも弾きましたわよ。三日しか練習しとらんアレを。

そこらへんのハナシはおいおい書いていくけど、あの先生に習えるなんて、いまはまだ信じられないような心地だね。

そして、「本当にやりたいこと」に踏み出すって、やっぱり「恐怖」をともなうね。
恐いよ。そんな大それたことを自分がやるなんて、すごく怖い。

でも、それだけ私は音楽を好きなんだろね。
大好きなヒトに告白するのはすっごく恐いじゃん? それといっしょ。

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