ピアノレッスン第71回 その2|合格は迷宮入りになっている2曲

●練習時間の推移
1時間29分/日→1時間50分/日→2時間03分/日→1時間57分/日
うむ、BRC(「ビリーフリセット・リーダーズ講座」)へ一泊二日行ってるわりにはまずまずの練習時間じゃのう。

まるで当たり前のように毎週充実したレッスンに通っているけれど、いやそれ「当たり前」じゃないだろ? だってむかし子どものころはさ、レッスン行くたんびに先生に叱られるだけだったもんね。

私が弾くとね、「ちがうっ!」って大きな声で言われる。なにがどうちがうのか、そんなのはとくに言われない先生だった。弾けないところをどうやったら弾けるようになるかとか、そんなん無しだった。てか、当時はそれが「当たり前」だったのね、私にとっては。

ま、私がアホな子だったってのも原因ではある。なにをどうしたらいいか、それはちゃんと自分で考えるべきだった。たぶん、そういうのを生徒に期待している先生だったんだろう。


さて、いまの先生は非常にくわしく解説してくださるとともに、「これはご自分で考えてください」と課題にされることもある。むかしの先生にはタダの一度もホメられたことはないが、いまの先生はごくまれによかったときはよいと言ってくださる。

ただしヘタならヘタで容赦なく「そこはヘタですね」と爆弾投下である。でも、ヘタをどう改善すればいいか、具体的に説明してもらえる。そして、イメージや比喩による解説が秀逸なので(すみません、おこがましくて)、ごろんと丸ごと呑み込めて納得できてしまう。

ウロ覚えだけど、ピアニストのブレンデルが、ある弟子の弾くベートーベンのピアノ・ソナタを聴いて、「それじゃ、まるで39度の熱があるみたいだ」って言ってて、おおなるほどって感心したことがあったけど、私はそんなふうなたとえがすごく好きでね。なんかそんな話をいくらでも聞いていたい。で、レッスンに行くといつも聞ける。


▼ハノン5番/「10」の変奏で → 合格。

▼ハノン/変ロ短調アルペジオ → 不合格。
先週このブログで「ベーモールってヘンな名まえ」ってしつこく書いていたから、これが「ベーモール」だとやっと覚えられたけど、そしたらこんどは「ベーモールって何調?」ってなった。シのフラットってなんなん? 30秒ぐらい考えてようやく変ロ短調かもしれないと思い至った。

まあでも不合格。手首の高さと手のひらの張り具合がまずかった。あと、ここらへんのスケールは暗譜で弾くのむずかしいなあ。


▼バッハ:フランス組曲第5番 ルーレ → 合格。
さいしょ弾く前に「これは、見ていただくのがはじめてです」なんて言っちゃったが、バーカバカバカ! ブログ見てみたら10月27日に一度レッスンしてもらってたよ。「舞曲の説明」を私がするのを忘れていて、それではじめてだと思ったのだ。まあ、ボケてるだけか。

なので、私が「もともとルーレとは、フランスのノルマンディー地方にあったバグパイプに似た楽器の名称で……」と言いかけたら、その時点で先生がちっちゃく「ふ」って笑った。え?なんかおかしいこと言ったっけ?!


私は以前、バロックダンスのDVD3本にハマッて、先生にすっげーエラそうに舞曲の説明を長々したことがあって、でもそのあと猛省して、いやこれからのち金輪際あんなことは言わないと自分に誓ったのだけど、このフランス組曲の舞曲を説明するたんびに先生に笑われる。ルイ14世とか一生言わないつもりなのに。

このルーレは、テンポがゆったりしていて、でも6拍子ですごくむずかしかった。メヌエット2小節分と同じらしい。しかし、随所にある飾り(装飾音)を前に出すか後に入れるか悩んだ。練習しはじめたときは、ティル・フェルナーが「後に入れている」のでそんな感じでやってたけど、どうもしっくりこない。

そしたら、ケンプが「前に出して」とても優雅に歌っていたので、とちゅうで「飾りはぜんぶ前に出す」ことに変更した。だいぶん練習したな。

レッスンでは2回弾いて、2回目を弾き終えたとき、先生が小さく拍手してくださった。いやあ、そ、そうかなあ。まあそれで合格にしてもらえたけど、ケンプのおかげ。このフェルナーのCDは、インベンション・シンフォニア・フランス組曲5番がぜんぶ入っているのでこれしか聴いていなかったが、ケンプもよかった。


▼モーツァルト:ソナタK283 ト長調第1楽章 → ずーっと不合格だと思う。

毎回同じことを注意されていて、さすがになんとかしようと決意をあらたにする。

▼ショパン:ワルツ Op.69-1 → こちらも迷宮レベルの不合格。
ますます高度なお話になってきた。即興性の要素とか。またまた大量にお持ち帰り。あと、これまでショパンをあんまり聞いていないってのもダメだよね。

今回ツェルニー40番は割愛。助かった。ぜんぜん弾いてないので。またやっぱりバッハ偏重が露呈しとりますな。ショパンなんて伝記も読んだことないしね。けれども、ショパンについては「オペラのアリアをよく聴いてください」とうかがっているので、そっちがんばろう、ベルカント唱法ってやつ。

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