ピアノレッスン第72回|いっちゃん優先すべきはピアノのはずが
このところずっと、やれ起業じゃー、パートナーじゃーって「祭り」でしょ? そしたらやっぱりピアノが手薄になるんだよね。ほんま練習時間に如実にあらわれる。一時は 2時間03分/日だったのに、順調に右肩下がり、1時間57分→1時間40分、これはマズいのう。
そもそも私の三大ミッションは、●パートナー探し、●某芸術大学(ピアノ)進学、●「自分史制作会社」起業 であるが、このうちガッチリ決定しているのは「某芸大」のみである。
これは揺るぎなくナゾに安定していて、だれにどう言われてもピッともせえへん。「いや、行くよ。それがどしたん?」みたいにゆったり構えている。とはいえ実現するためには金策も必要だ。だからこそ起業するんだよ。
ちなみに「某芸大+起業」がセットになっちゃうと、パートナーを探すにしても「こういうハナシになってまんねん」ってのを了解してくれるひとでないとねえ。でも、そこらへんは未知の世界である。案外「ワシはエベレスト登るわ」っちゅー男かもしれん。ならば「めいめい1000万作ろうな。がんばろ」で丸く収まる。
あ、エベレスト公募登山は1000万でお釣りがくる。あれは国内トレーニングも含めてそのぐらいでじゅうぶんイケるねん。でも死亡率高いんだよね。「あんたがやりたいならええよ」と送り出さんとしゃーない。
いつの間にか将来の彼氏はシェルパかよっ?!みたいになってしもうたが、そんなことより二日前(11月24日)のレッスン記録である。
▼ハノン6番/「14」の変奏で → 不合格。
なんでしょう、2拍目のアタマを出すのを思いつかずに練習していた。このリズムはむずかしい。ちゃんと体感して弾いていないのがモロバレだった。
▼ハノン/変ロ短調アルペジオ → やっと合格、ベーモール。
いまごろになってようやくスケール、アルペジオが小マシになってきたよ。
▼ツェルニー40番の1番 → またまた不合格。
前回ご指導いただいたことは、なんとか反映できていたものの、テンポがおっそーい。高速をママチャリで走っとるみたい。先生のお手本、新幹線かよっ?!ってたまげる。チャリから降りて、せめて各駅停車の運転方法を教えてもらう。
▼バッハ:フランス組曲第5番 ジーグ → 不合格。
フランス組曲第5番もいよいよ最後だねえ。
しかし、ヒドく練習不足で大崩壊した。まちがえる、弾き直す、つっかえるの連続でさすがにとちゅうで止められた。なので、実力相応の三輪車ぐらいでえっちらおっちらやりなおす。
この曲、片手練習しかやれなかったんだよねえ。前からうすうすわかっていたけど、片手と両手は別モンだわさ。ただし、左手のみ暗譜できるまでやっておくと、両手で弾いたときに左手パートをわりと余裕もって聴くことができて楽しい。
バッハは単純に左手だけでもすごくきれいだから、練習がおもろいねん。けど、おもしろがってるだけで両手練習まで間に合わなかったってのはどないだ?
▼モーツァルト:ソナタK283 ト長調第1楽章 → ずーっと不合格なのには理由が?
先生「モーツァルト、1月の発表会で弾くんですよね?」
私「……はいっ!」
うん、いま決めた、わぁい! まだまだぜんぜんだけど、もう暗譜できてるしー、わぁい! モーツァルト大好きだし、わぁい!
じつはこの2週間、ソナタはねちねち練習しとってね。めずらしくバッハほったらかしでしつこくやってたら、やっぱりある程度安定してるんだよね。速めに弾いても総崩れにはならない。ほんま、練習したらしただけちゃんとどうにかなってる。
ってことは、まあよく思うんだけど「練習しないと→弾けない」「練習すると→まあ弾ける」という話だけで、「才能があると→弾ける」とかはこのレベルではじぇんじぇん関係ねーんだよ。
▼ショパン:ワルツ Op.69-1 → 不合格。
たぶん、このワルツも発表会で弾くんだよ。そのはず。
それまでに丹念に磨きをかけないとなあ。