58才でパートナーを探すのがしんどい理由

ふと気づいたら「パートナー欲しい意欲」というのがすっげー微弱になっていた。あ、忘れてたわって感じ。

やっぱりもともとそっち方面に電気通っていないからだよね。そりゃもう妹とは大違いで、あたしゃ彼氏いない歴が33年も継続しているとその状態のほうがよほどか安定しているから、すーぐに戻ってしまう。

で、いま現在、あかん、少なくとも婚活はありえねーな、その結婚ってのがあまりにもめんどくさすぎるなってのがホンネだ。

「結婚、めんどくさすぎ」が立ちはだかってしまったのは、去年の暮れである。


パート先で先輩パートさん三人に誘われて、ごはん食べに行った。先輩さんは40代ふたりと50代ひとり、みんな女性である。

さて、お店に行ったらみんなすぐに盛大なおしゃべりがはじまった。それがねえ、その話題がね、たぶんほぼテレビが元になっていると思われるのだが、私にはまったく理解できないのだ。とくに固有名詞がまるっきりわからない。

けれども、三人のあいだではなんの説明も必要なく、ものすごく盛り上がっているのだ。だれがどういうひとなのかすべて共有できている。かなりの数の人物名が出てきたが、それぜんぶを三人ともちゃんとわかっている。そのひとたちの行動もよく知っている。

つくづく思ったけど、テレビというのは「だれもが共有できる情報」を大量に提供してくれているんだねえ。


でも、私はちゃんとテレビを見たのが33才とおそく、あまり興味を持てなかったので結局2年前からまったく見なくなってしまった。そうすると、当たり前だけどテレビに出るひとたちはさっぱりわからない。

食事は2時間ほどだったが、そのあいだかろうじてなんのことかわかったのは2回だけだった。ひとつは競馬の話。カウンセラーN本さんが馬好きだから、少なくとも「競馬」というものがあるとは知っていた。もうひとつは宝塚歌劇の話で、これも大むかし一度だけ観たことがあるのでなんのことかはちゃんとわかる。

しかし、なんのことかわかったのはその数分だけで、ほかは全滅だった。まるではじめて聞く現代音楽のようにチンプンカンプンだった。どうかすると日本語とも思えないほど難解すぎた。

だから、私はひと言もしゃべることができなかったのだ。これはかなりしんどかった。まったく知らない話題で三人が楽しそうにしている中に入っていけなかった。


そういえば、去年男性Aさんとごはんに行ったとき、Aさんは「春子さんはテレビ見ないからね」と言ってくれて、自分がテレビの話をするときは「こういうひとがおるけど」と前置きしてからしゃべってくれた。

で、あらためて思ったんだけど、これから先パートナーを探すにしても「テレビを見ていない」っていうのはわりと大きな壁かなあ? そりゃま、相手のひともテレビ見ないひとなら問題ないけど、なんかかなりおおぜいのひとがテレビを見ているような気がしてきた。

となると、ちょっと怖気づいたのだ。「私はテレビを見ません」と相手のひとに言うのもどうなんだろうって。でも、ちゃんと言っておかないといけないか?

こないだラインで妹が「地雷系質問は控えてねっ! あんなん訊いたら『この人、スピ系??気色わる〜』『いきなりなんなん。図々しい。キモいわ』って思われちゃうよ〜」と忠告してくれた。私はもちろん?「うん、やめとく」と答えて、そいで「心理学の話なんかぜったいしたらあかんな」と思った。


でもねえ、それこそ心理畑のひとたちは「自分がどういう人間か、ちゃんと話しましょう」と言われるんだよね。「将来いっしょに行動するんだったら、自分がどんな人間でなにが好きとか嫌いとか伝えましょう」って。

えーっ?! そしたら、たとえば相手のひとから「お正月はどうしていましたか?」とか質問されたら、ほんまのこと言わんとあかんの?

年末年始はすっごく忙しかった。ええと、大晦日はね、バッハのロ短調ミサ曲を歌って感激した。あとはどうしてたっけ? ブログを見ないと思い出せない。

そうそう、その数日前から堀江さなえさんのセッションの振り返りをずっとやってた。そいで「怒りをメッタ切りにより放出する作戦」を立てて、それを1月1日にやるつもりが挫折して、ピアノの練習5時間に逃げて、翌日にやっと包丁振り回すワークを出来たんだ。おばあちゃん(故人)も来てくれたしね。


えーっ?! こういうのぜんぶそのまま話すんですかね? まあ、言えなくはないけど、ちょっと変わったヤツと思われそうだねえ。けど、そういうのを出さないといけないのか。

「私は、山とピアノと心理学が好きです。仕事と料理とフロが大嫌いです」って宣言しないといけないんだよねえ。なんか説明がしんどい。58年間ミョーなことばっかりやってきたような気がする。どれも好きこのんでやってることなんだが。

それで思ったんだよ。相手のひともさ、半世紀以上積み重ねてきたものがあってさ、その「相手のひとの半世紀」と「私の半世紀」を擦り合わせするのが、すっごくタイヘンに思えたんだよね。たとえば、相手のひとが50年ほどテレビを見ているひとだったらと思うと、それを理解するのがものすげータイヘンそう。

というわけで、いましばらく「婚活意欲は微弱」なのである。

いまはおもくそピアノに投入していて、1月17日の発表会に向けて鋭意練習中。それだけ。

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