北海道放浪40日目|標津サーモン科学館でサケを眺め、瀟洒な道の駅「摩周温泉」に仰天

7:10起床。車内温度17.3度。昨夜からずっと強風が吹いている。道の駅「おだいとう」は海岸にあるので、海からの風をまともに受けて、夜通しゴウゴウ鳴り響いていた。
しかし、クルマのなかは安全圏で、寝袋と毛布にくるまってヌクヌク過ごしていると、荒れ吹く風なんか忘れてしまってけっこう眠れた。

海岸沿いを離れると強い風はおさまったが、霧雨が降っている。霧と寒さといえば道東の定番だ。外は真っ白でなにも見えないから、「標津サーモン科学館」へ行く。

大規模な施設にびっくり。右の塔のうえに乗っかっているのは「イクラ」らしい。

館内ではスタッフさんが甲斐甲斐しく案内してくれて、まずは「ドクターフィッシュ体験コーナー」。小さな魚が手の角質をつついて食べてくれるそうだ。

やってみた。水槽のなかに手を入れるやいなや、魚がいっぱいたかってきてムズムズつついてくる。いやあ、くすぐったいけどちょっとクセになる感触だ。

そんなに手のアカがおいしいのかね? ふと、足を突っ込んでみたくなったよ。臭い足とかウマそうじゃん。

大水槽をしばし眺める。

これ、サケ。でもなまえを忘れた。サケって30種類ほどいるそうだ。

魚の写真はむずかしい。見ていていちばんおもしろかったのは、カレイがヒラヒラ泳いでいる様子。でもブレていてうまく撮れていなかった。

動かないチョウザメはかんたんに撮れた。でも、だからナニ?

あ、「紋別オホーツクタワー」にいた「フウセンウオ」がここにもいる!「オホーツク海のアイドル!!」と書かれているよ。

こいつ、やっぱりかわええ~ でも2匹しかいなくて、ちょっと寂しい水槽だ。

回転ずしのサーモンにも使われている「ニジマス」。約130年前にアメリカから来たらしい。でも、なんでこんなに混み合っているんだ?

例のイクラが乗ってる展望塔へ。

天気がよければ周囲の山が見えるそうだが、今日は霧でなにも見えない。もう紅葉しかかっている木があって驚いた。道東の短い夏はすぐに終わる。

サケばかり見ていたら、ウンチクよりもじっさいに食べたくなったので、科学館から近場にある「郷土料理武田」へ。

きれいな店内。人気の店なので30分ほど待った。

「さけ丼ぶり」。サケとブリの炙りがてんこ盛り。鮭のあら汁もすごくおいしくて、サケでモンモンしていた気がすっかりおさまった。

サケづくしは標津町で、そこから内陸寄りに中標津町があり、そこにおしゃれなクリーニング店があるというので行ってみる。

観光ガイドブックにのっているクリーニング店っておもしろい。お、しゃれた外観だね、「とみおかクリーニング本店」。

でも、ありゃ、休みだった。

ここのクリーニング店は、オリジナル雑貨が人気らしい。それが目当てで来たから、未練がましくウィンドー越しにじろじろ眺める。

ほらあ、看板のフォントにドロップシャドーがかかってるでしょ? そういうのが好きでねえ。ああ、店に入れなくて残念。

霧で真っ白の道路をこわごわ走る。いやいや、霧がなくても運転は毎日怖い。まあ、怖いぐらい用心したほうがいいかもしれないが、クルマの運転は楽しいようでけっこう疲れる。
私は1時間に1度はゆっくり休憩しないとダメで、それ以上長く運転すると緊張で疲れ切ってしまう。コンビニが出てくるたびに休んでいるなあ。

各駅停車でたどりついたのが、道の駅「摩周温泉」。え? ロッジ風でいいじゃん。もしかして当たり?

うおお、当たりだ! こ、これが道の駅?!

は、鼻血が……

レンガまで使ってるよ。

この照明がええなあ、ええなあ、影までええなあ。

絵画展をやっていて、

写真展もやっていて、た、楽しい……

唯一欠けているのがカフェ。こんなに瀟洒な道の駅なのに、どうしてカフェもレストランもないのか不思議。

ま、でも外に「足湯」があった。う~ん、足湯よりもカフェが欲しい。

道の駅から歩いてすぐのところにある「ペンションBirao」で日帰り入浴できる。ここもいい外観だけど、

温泉は別棟でちんまり。でも、小ぶりながらも露天風呂もあるし、ほとんどひとがいなくてゆっくりできた。

霧雨も止んだので、湯上がりに釧路川をぶらぶら。ふう、温泉のあとに風に吹かれていると、ああ、放浪に出てよかったなあとつくづく思う。
道の駅「摩周温泉」で車中泊。道の駅はきれいでも、寝るのはいつも同じ狭いクルマさ。

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