気分が変わりすぎるヤツが、ひとつのことを続けるためには?

去年のいまごろ、ワシなにしとったん?って思って、ブログ調べてみたら、去年5月21日に会社辞めて、プーになって、そいで市民合唱団に通っとったわ。

で、そのあと、ヘッセの「車輪の下」読んで風景描写にめっちゃ感激して、やにわに北海道行きたくなっちまって、6月30日から80日間車中泊しながら放浪していた。

ウチに帰って来てからは、心理学のライフワークセミナーで大騒ぎして、東京に2回行って、でも1回目の合宿セミナーは、11月24日(土)~25日(日)だけだったというのに、ウチに戻ったのは12月5日(水)で、なんか富士山を見に行ったら離れられなくなって、その周りを何周もしとったわ。

つくづく、自分は「計画」とか「予定」とか「老後の準備」とかからほど遠いところにおるのうとアキれはてる。
自分でも、つぎはドコに飛んでいくのかまったく予測不能なんだよ。

その去年のライフワークセミナーで、最終的に「じゃあ、これから私はコレコレこういうライフワークを生きます!」という「ライフワークストーリー」を、参加者全員がひとりずつ発表したんだけど、とうぜん「現状」とはかけ離れている。

えっとね、去年に描いたオノレのライフワークって、まずセミナー会場で発表したヤツは「これまでの自分は、親の価値観に縛られていて『本来の自分』を生きられていなかった。だから、これからは『ありのままの自分』で、働くのがキラいということを認めて、最低限のパートでつましく感謝しながら生きていく」。

コレ、みんなのまえで発表したとき、ミョーなスイッチが入ってもうて、だいたい人前でしゃべるのが好きなんで滔々と話したら、みんなの反応が「なんかありがたい説法をしていただいたみたいで、ゴーンって鐘の音が似合いそう」

よくわからんけど、あのときはなんか達観しておったらしい。

で、富士山周辺を徘徊している最中、カウンセラーN先生から「ライフワークストーリーを文集にまとめるから、原稿送ってください」というメールをもらった。

毎日富士山眺めていたら、気分が激変して、ライフワークストーリーをぜんぶ書き直す。
それで書いたのが「アヤしい情報商材をネットで売りさばいて、大金こしらえて、キャンピングカー買って、全国放浪する」っつーヤツだった。

そいで、ええと、いまあたいはピアノ弾いてんだよねっ?!
去年のセミナーのときって、ピアノのハナシなんて出たっけ?

セミナーのときのノートを確認してみたら、みごとにピアノのピの字もなかった。
「あなたが今好きなものを100個以上リストアップ」のワークもやったけど、ま、「コンサート行きたい」とか「たまに音楽を聴く」とかは書いてた。「たまに」ってなんなん?

すごいねえ、去年11月にこんなアタマのヤツが、音大行きたいっちゅーてピアノ習いに行くって、いったいなにがどーしてこーなった?!

ワシ、ピアノの練習時間って記録してるんだけど、去年1年間の総合計が「39分」だった。1日やおまへん。1年間で39分。弾いてたのはハノン1番だけ。
あらためてほとほと感心するわ。

それでさ、カウンセラーN先生がよく言ってるけど、「ライフワークを実現するためには『環境』が非常に重要です」ってこと。
「自分の周りにだれを置くか? 自分がしたいことを強制的にやらざるをえない場に身を置けるか? 成功者に何人会えるか?」とかがある。

ああそうか、ワシのようにおもくそ気分が変わりまくるヤツは、だれかに「係留」してもらわんとあかんな。
そうじゃないと、きっとまたケツ割りよるんや。

いま「毎週ピアノレッスンに通う環境」によって、人生ではじめてあじわう「激烈な強制力」がかかっている。
うん、でもそうしてもらって正解なんだよね。

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