仕事のふしぎ|強制的に長時間他人といっしょに過ごすしくみ

まあ、これは「雇われ」仕事の場合が多いわけだろうけど、どこかにパートに行ったら、どういうわけか「赤の他人おおぜい」と強制的にいっしょにいるシステムに組み込まれることになる。

ハローワーク行って、求人票何枚か印刷してもらって、ソレ並べて、「あ、コレにします」言うて、ハロワのスタッフさんが電話して、そいで履歴書送って面接通ったら、自動的に「その集団」に放り込まれて何十時間も何百時間もいっしょにいることになる。

ワシ、コレがふしぎでのう。なんでこのヒトたちとこんなに長い時間顔突き合わせとるんやろう?ってふしぎでしゃーない。なんかヘン。どこのパート行ってもしっくりけえへん。先輩パートさんたちは当たり前のように出勤してきて、「仕事イヤや、キラいや」言いながらもせっせテキパキ働いとる。ちゃっちゃとこなしてさっさと済まして、べつに「なんでこんなヤツといっしょにおるんや?」なんてワシのことを見ない。

むしろ、やさしくしてくれる。「明日春子さんが心配やったからこうしといた」とか「あ、ひとしぶりにいっしょのシフトでうれしいわ」とか言ってくれる。

そんなんは困るな。とまどうな。ワシは「なんでココでこんなヒトたちとおらなあかんねん?」って思てるのに。



今日は午後から研修だった。このお店に入ってから2回目ね。また外部の講師のヒトがやってきてみっちり4時間ハナシを聴いた。そしたら、やっぱりヤバかった。ワシ、ホンマに「セミナー」だの「勉強会」だの「研修」が好きやのう。あと、それから「業界ウラ話」とかも大好物っス。

いやあ、ウラもオモテもぎょーさん聴けた。今日来た講師のヒトはホワイトボードの使いかたがウマくて、殴り書きなんだけどその勢いとかがみごとで惹きこまれる。パワーポイントでキレいに作り込んだスライドもいいけど、その場でダーッと書かれるナマの文字もなかなか魅力的だ。

そういえば、「ストアカ/シンが教える記憶術」セミナーでも、宮地真一(シン)先生はタブレットにササーッとペン書きしては消し、書いては消し、リズミカルにセミナーを進行していた。よろしいなあ、手書きも!

結果的に、その研修が終わったあとは、すっかり「よっしゃ!仕事もっとがんばろっ!」ってまんまとその気にならされた。

コレも困るな。どっちかっちゅーともっと仕事の時間を減らしてピアノの練習したいのに。

だのに、別店から研修だけにわざわざ来ていた先輩パートさんとちょっとなかよくなってもうた。その先輩さん、もう12年もいてるということで仰天した。えーっ?なんでおんなじトコにそんなに勤めることができるんっ?! ふつうのヒトはやっぱり辞めないのかっ?!



先輩さんは、ある商品の説明トークを教えてくれた。ていねいにお手本でしゃべってくれて、そのあとワシがマネしてみた。でもぜんぜんできなかった。つっかえつっかえやった。先輩さん「ちょっと回りくどいなあ。でも慣れやからね。しょっちゅうやってたら慣れるわ。回数こなしたらええねん」

先輩さんのトークはホレボレするほどウマかった。ソフトな口調で、でもすごくわかりやすくそれでいて簡潔だ。ああそりゃ12年間の経験だからだろうけど、うう、ワシがいまからソレをめざすんかねえ。

かなりゲンナリしたが、その先輩さんと出会えたことはうれしかった。どういうわけか、ハロワで「ココにします」っつって、いつの間にかココにブチ込まれて、マゴマゴしつづけているうちにこのヒトに会ったんだよねえ。

先輩さん、ラインを教えてくれた。「困ったらいつでも言うてな」ってニコニコして別れた。ほかのパートさんたちも、熱のこもった研修を受けて充実した様子だった。こういうのも悪くないなあとついつい思ってしまった。う~ん、ワシは仕事よりもやりたいことがたくさんあるのに困るのう。

つまり、なんだかんだ言ってもこんなふうにときたまキラッと光るコトもあるから、みんな仕事をつづけられるんだろうね。

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