私は大ウソつきだった|ビリーフリセット・リーダーズ講座 第5講 2日目 その1

私は去年、カウンセラーになる気満々で、さらにセミナー講師にもなろうという野望を抱いていた大バカだ。しかしさすがに、セミナー講師なんて早々に撤回した。カウンセラーだって、え? 自主トレでカウンセラー役やるのが苦痛なんだよね? そんなにイヤなこと仕事にするん?

ってことで、うん、カウンセラーもやんぴだなとあきらめた。あきらめたけれど、カウンセラー養成講座「ビリーフリセット・リーダーズ講座」はおもしろいから、9~12月(アドバンス)も出席する予定だ。8月はお休みね。

さて、本日は3~7月(ベーシック)の最終日だ。講座開始は10時。んで、私はまず9時からピアノ練習室に行ったよ。なぜなら、昨夜その練習室で1時間枠しか練習できなかったからだ。以前は講座終了後に電話予約しても2時間取れたのに、昨夜はダメで実質40分しか弾けなかった。うげっ!じぇんじぇん練習足りへん。

だから今朝9時分も予約しておいた。8:47ホテルチェックアウト→9:00ピアノ練習開始→9:45ピアノ終了→9:53講座会場到着。ふう。でも朝練は気もちいいねえ。朝バッハいいっスねえ。それにしても東京って便利っスねえ。


ピアノを弾いた爽快感をそのまんま持ってったからだろうか、昨日よりもいっそうその場になじめるような気がした。講義の内容もすなおに耳に入る。

「すなお」って、私にとっては相当クセモノだ。私はまだまだ「すなお」になれない。もっと正確に言うと「自分のホンネを認識する」ことができない。あまりにも長いあいだ自分をいつわってきたから、いっちゃん根っこの部分がわからなくなっている。

しかしヒトが見たらすぐわかるもんなんだね。セッション練習をやっているとき、カウンセラー役のヒトにバレた。私が「自分にウソをついている」とわかってしまった。そのセッションをサポートしていたモデレーターのヒトにもバレていた。

モデレーターさん「ずーっと一所懸命言い訳しているように聞こえる。自分への言い訳がつづいているよね」


えーっ?!っと絶句する私。けれども「ウソをついている」ということばにはものすごく反応してしまった。これは「当たり」だ。大当たりだ。そう、私は「ウソつき」である。私は私にウソをついている。私は私をあざむいている。

それ、なんのこと?

それは「職業」である。

このブログでもずっと「パートで失敗ばかりしている」「仕事ができない」「怒られた」「クビになった」と書きつづけているけど、そんなんの大元ってなに?

そもそも、あんたはその「職業」をやりたいの?

とか尋ねられたら、きっとまた延々と言い訳するんだろうね。「だってこのトシで雇ってもらえない」とか「去年40社ぐらい不採用」とか「ぜんぜん覚えられない」「年齢相当より脳が萎縮」「手が痛い」「立ちっぱなしはイヤ」「メシの種なんだからガマンせんとしゃーない」「ホンマは働きたくない」……


でも、本当はどうしたいんだろう?

ずっとずっと前は「親に認めてもらえる職業」につきたかった。けれども、それはコドモの考えだ。「まだ親の顔色をうかがっているコドモ」の判断で、ええと、私はついこないだまで親離れできていなかったから、おなじくついこないだまで「親に認めてもらえる職業」しかダメだと思っているはずだ。

でも、だからオトナとして、本当はどうしたいんだ?
親はもう関係ないんだよ。
なにをするために、この世に生まれてきたんだ?


は、はい……、ええと、揺るぎなく不動の地位にあるのは「山」ですな。一点の曇りもなく、「私は『山』を愛でるために生まれてきた」と言い切れる。

じゃ、仕事はどうするの?

う……、ええと、ええと、とりあえずなんとかがんばってるのは、う~ん、ピアノ? でもアレはゼニにならん。てか、アレがあまりにアレすぎてヨソからゼニ持ってこないと成り立たないわけで。

困った。

「いまのパートでがんばる」というのは「ウソ」だとわかってしまった。それは「欺瞞」だった。

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