「穴埋め強制労働」をやりに行かない、してもらわない|自分の穴は自分で埋める

私の人間関係というのは、これまでことごとく「私があなたの穴を埋めてあげるから、そのお返しとして、あなたは私を好きになってね」のみで成り立っていた。

べつにその理由は明々白々で、ウチの母ちゃんが私を「穴埋め強制労働」させつづけていたからだ。※「穴埋め強制労働」とはカウンセラー/堀江さなえさんのことば。くわしくはこちらの記事→「こころの穴を誰が埋めるのか問題1|ことほぎ」

母ちゃんは、6才のとき実母に捨てられ、継母1号:継子を虐待したのち病死、継母2号:継子に無関心のち自殺という生い立ちで、「数ばっかり多くてもどいつもこいつも親じゃねえ!」と自分でなかなかの名言吐いとったが、非常に熱量高いひとだったので、私と妹はエラい目にあったわ。

まあ、そういう育ちだとココロのなかは穴ぼこだらけだよねえ。私は長年ほんましんどくてたまらんかったのだが、そうか、あれは「穴埋め強制労働」だったのかと数日前にやっと気づいたわ。埋めても埋めてもキリがなくてねえ。もうどんだけ無力感に打ちのめされたやら。


けれども「穴埋め作業」って「愛」じゃないんだって。それに「穴埋め」のお返しってのはやっぱり「穴埋め」で「愛」じゃない!

そうか! これまで私が「愛」だと思っていた作業は「穴埋めごっこ」だったんだと生まれてはじめて気がついたよっ! まあね、あえて言い訳してみるけど、母ちゃんとさ、延々「穴埋めごっこ」しかやってないから、わかんねーんだよ、ほんま。

しかし突き詰めて考えると、ラクをしたいと思うなら「自分が穴埋めすることなしに、まず穴埋めして欲しい」となる。
つまり、私のホンネはただひとつ、「私のココロの穴を埋めろや、おら!」のみである。


なんか寒々としてきたが、オノレの気もちに正直になってみると、「それしかねーじゃん?」ってとこに落ち着く。

でもたぶん、「自分の穴」に気がついていないひとって、なんか知らんけどすっごく飢え乾いていて、その飢えを「だれかが満たしてくれるはず」としか思えないのじゃないか?

私も、なるほど飢え乾いている。しかしだれかに期待して、でも拒否されたらものすごく傷つくはずだ。私はもうこれ以上傷つきたくないと思ったので、あ、もうひとと関わるの止めとこうと決めて引きこもっていたのだ。

けれども寂しかった。が、この寂しさもじつは「穴」である。そして「自分の穴は自分で埋める」のが鉄則である。


自分の穴は自分でなんとかし
相手の穴は、相手自身に
なんとかして頂いてください

「私は私、あなたはあなた」
あなたの穴はあなたのものです
私が埋めることはできません

他人の穴を、そのままに出来る
強い意思を持ちましょう
穴をどうにかしなきゃ、は
あなたのお仕事ではありません
相手のお仕事です

そしてもし、相手から
「穴を埋めてほしい」という依頼があったら
断れる勇気を持ちましょう

――「こころの穴を誰が埋めるのか問題1|ことほぎ」

私はようやく目が覚めた。私が「愛」だと思っていたものは「穴埋め」だった。
将来パートナーができたなら「愛し合いたい」と思っていたが、じつは「穴埋めで苦しみ合いたい」ってことだった。


そんならさあ、「愛」ってなんじゃらほい?

う~ん、まず自分の穴は自分で埋めるよね? ビリーフリセットやってさ。ま、自分ひとりでできないからカウンセリング受けてさ。(これまでなにやってた?) ま、粛々と自分で穴埋めに励むと。それがまず必要。

じゃあ「愛」はどないなるん?

それはだね、たぶんめいめいの穴は自分でなんとかしたうえで、こんどは「ふたりでちょっと山でも作ってみようか?」ってことかなあ? ちっせえ砂山でいいから、そんなのをこしらえるのが「愛」かもしれない。歩み寄って理解しながらさ。


でもぉ、そしたら「自分の穴」埋めつくしたあとでないとパートナー探されへんの? そんなんしてたら先にお迎えが来るやんけ?

はれ? なんかだいぶん前にこんな話、カウンセリングでしてたよね?とうっすら思い出した。

そうそう、デジタル日記を検索したら、2015年3月18日に根本裕幸さんの個人セッション受けて、そのときはだね、親の介護しんどいとか、自己顕示欲失くしたいとか、山登り専念かピアノ習うかどっち?とか、そういうお題を持っていってた。懐かしいのう。根本さん、まだ独立するまえだよねえ。

でさ、私の質問「ピアノ習おうと思ったら、まずその前に自己顕示欲なくしておかないと、うんぬん」
根本さん「そんなの、いつになるかわからないじゃない?」って言われて、なんか「はよピアノ習え」みたいな圧を根本さんがめっちゃかけてた。きわめて正しい。


しかし、そのときはもちろん、それから先もずーっとピアノ習うのに踏み切れなかったんだよね。あと、自己顕示欲ってのも「穴」があるからで、こいつもずーっと同衾したまんまだよね。ぜんぜん成長しとらん。

でもさ、「穴」放置したままでも、いまピアノ習えてるよね。あ、思い返すとピアノの先生にも「穴埋め」させてた。「子どものころに習ってた先生が年がら年中怒ってた」とかウダウダ抜かしてたわ。いまの先生、それちゃんと埋めてくれたねえ。ありがたい。

つまり、だ。ピアノの先例があるから、とりあえず自分で「穴埋め」対策をやりつつ、同時にパートナーを探すという路線でべつにかまわないのだ。
よっしゃ、それで行こ。

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