トイレ介助を8分も時短できたスゴい理由│36分 → 28分!

日々のあれこれ

せっかく自宅トイレからポータブルトイレに変更したのに、介助の時間はほとんど変わらない。

1回あたり36分で、1日5回行くから、1日合計3時間かかる。

私も母も「まさかトイレにこんなに時間がかかるなんて!」とあきれている。

寝たきりのお母さま、じつはそろそろ認知症の気配が漂ってきた。

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それでも、手間や時間がものすごくかかっているとわかっていて、

母「こんなにタイヘンだと、トイレを頼むのも気兼ねするわ」と言ってくれる。

ふう、私もさすがにメンドくさい。

ただ、考えようによっては、1日3時間は目を覚まして、あるていど身体を動かすので、トイレ儀式ぜんぶがリハビリになってはいる。

そりゃ、いいことじゃないか。




でも、私も母も、あまりの長さにゲンナリしている。

そこで、できる限り時短の工夫をたくらむことにした。

まずは、パジャマズボンを「全開パジャマ」に替えてみた。

▼全開パジャマとは、ファスナーで上から下まで開閉できるスグレモノ。


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さっそく使ってみたら、すっごく便利だった!

まあ、下の衣類は、ズボン+ももひき+紙パンツとあるのだが、ズボンだけでも、スーッとファスナーで開け閉めできるので、気分的にもホッとできる。




さらに、衣類を着てもらうとき、つぎの動作につながるよう、ムダのない動きをしてもらう。

具体的には、とくに衣類を履くとき、いちいちヒザを伸ばしてもらうのをやめてもらった。

なにせ、いまの母はベッドのうえで、ゴロ~ンと伸びているだけの状態。

もう母自身は、自分がどういうふうに身体を動かすと、私が着せやすいか?なんて、わからなくなってしまった。

ただ、私の指示どおりには、あるていどちゃんと動いてくれる。

以前は、紙パンツに片足を通すと、そのままズドンと足を伸ばしたまんま。

そうやっちゃうと、両足に通したあと、腰を少し上げてもらうとき、また両ヒザを曲げて、踏んばってもらわないといけない。

この両ヒザを曲げる動作が、一苦労で時間がかかる。




なので、事前に私が、

「いまからパンツに足を通すけど、おヒザは伸ばさないでね、そのまま立てておいてね」と声をかける。

コレ、まず左足が成功しても、つぎ、右足を通すまえに、もういちどおなじことを言わないといけない。

こういう感じ、たぶん認知症かねえ?

結局、ひとつひとつの動作のまえに、わかりやすく説明しないとならないので、その時間もかかってしまう。

ただ、衣類に足を通したあとに、ズドンとまっすぐ、ってのがなくなって、かなりラクになった。

それで、全体では8分の時短となった。

ふう。

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