89歳の母を、自宅ではじめてシャワー介助してみたら

日々のあれこれ

すいません、一週間シャワーを浴びていませんでした、私。

ま、シャワーのたぐいはメンドクサいんで平気なのだが。

自分の引っ越しと母の引っ越しで、ぱっつんぱっつん、気がついたら前回のシャワーから一週間たっていた。

母ちゃんは、というと、四日前、デイサービスでお風呂(機械浴)に入ったきりらしい。

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「機械浴」なんて知らなんだ。

▼機械浴(チェアー浴)はこんな感じ


出典 https://www.og-wellness.jp/product/care/hk825

すでに母は足元がかなりおぼつかないので、デイサービスでこういった機械浴で入浴していた。

一見気もちよさそうだが、いろいろモンダイもあるらしい。




デイでは、次々とそれこそ「機械的に」数をこなして、利用者さんをちゃっちゃと入浴させていく。

利用者さんは、全員すっぽんぽんで待たされて、前のヒトが終わったら、すかさず車イス?で運ばれて、ガサガサガサっと髪の毛をシャンプーで洗われ、リンスなんて、ぶっかけて一瞬で洗い流される。

介助のヒトは、背中は洗ってくれるが、母はまだ両手を動かせるので、身体の前面は自分で洗うものの、次のヒトが控えているから、猛スピードで洗わないといけない。

そのあと、車イスで移動して、機械仕掛けの浴槽にハメ込まれる。

すると自動的にお湯が溜まり、その後少しだけジャグジーになる。この数分だけは心地よいという。

それから、じきにお湯が排出され、また車イスで移動し、バサバサバサッと身体を拭かれておしまい。

結局、服を脱いでから、また着るまで、合計30分弱!

それは……せわしすぎる。

私なんてグズだから、自分がシャワー浴びるのすら、合計1時間10分かかるのに。




で、母ちゃんは、前回の機械浴から四日たっているので、なんだかすごく控えめに、

「シャワー、浴びれたらいいな」と小さい声で言う。

ああ、そうかとようやく気がついて、今日ははじめて母の入浴介助を試してみた。

まあ、古いマンションだから、風呂場が狭いのう。

なるほどね、今どきの広めの浴室なら、こういうときも便利だろうね。

そんなの、賃貸マンションを選ぶとき、まったくアタマになかったマヌケです。

私は、自分が中腰になるのがしんどいんで、母を風呂用介護イスに座らせた後ろに、自分も風呂イスを置いて、のんびりシャワーをかけてあげた。

母ちゃんは「気もちいい、気もちいい!」と子どものようにはしゃいでいる。

なんつーか、ちょっとでもなにかやってあげると、とてもよろこんでくれるので、手助けのし甲斐のあるばあちゃんだ。

髪の毛もゆっくり洗い、ゆすいで、またのんびりリンスをする。

つぎに私がボディソープを泡立てていたら、

母ちゃん「デイは、石鹸だった」




えーっ?! あんなにクソ忙しいのに、なんで石鹸やねんっ?!

きちんと泡立てるヒマがないらしく、私が作った?泡を見て、非常によろこぶ。

そっかー、施設にずっといたら、「たっぷりの泡」なんてもう見ることができなかったんだ。

なんか次々と、まるで「人間洗濯機」をかけるように、まあ、そうするより仕方がないが、ざーっと流れ作業で入浴させるんだなあ。

で、はじめて母を洗ってみたけど、うん、そんなに手間じゃない。

だが、これがしょっちゅうとなると、正直しんどいしメンドクサい。

そもそも自分がシャワー浴びるのすら、メンドクサいんで、それが倍以上になるのはイヤだ。

あと、冬場は、どうやって浴槽に入らせるのかがわからんよ。

というわけで、新しいケアマネさんに「訪問入浴介助」はお願いしてある。

でも、↓コレ、欲しいな。

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