今日病院へ手紙を持って行ったら、受付で「しばらくお待ちください」と言われた。
あれ? 洗濯物は昨日もらったばかりなのに?
なんかあるのかな?と、待合いのソファーでキンドルを読んで待つ。
5分ほどしたら、上階から看護師さんが降りてきた。
「すみません、胃ろう指導が延びちゃって。
こないだの面会のつぎの日、私、コロナになったんですよ」
えーっ?!
この看護師さんは、ちょうど2週間まえに、母のベッドでお会いした。
あ、そう。
このヒトがコロナだったんだ。
私「それは、タイヘンでしたね。
高熱とか出ましたか?」
「はい、あの病棟では、コロナ、流行ってるみたいで」
あ、そ。
しかし、私はコロナに感染したヒトって、はじめて見るよ。
コロナにかかるヒト、実在するんですな。
看護師さん「今日、はじめて出勤できました。
早く退院したいと言ってたのに、すみません。
胃ろう指導、来週の月曜日はどうですか?」
いやいや、そんなに気にしてもらって申し訳ない。
初出勤なら、ものすごくお忙しいだろうに、さっそく予定を組んでくださったのだ。
私「タイヘンなところをありがとうございます。
それではぜひ月曜日に。母もどんなにかよろこぶと思います」
やれやれ、早く指導してもらうことになってほんとよかった。
もう指導は1回でいいよなっ?!
要は、チューブをボタンにつないで、液、入れるだけだろっ?!
ピアノなんかさあ、ほんと毎日3時間やっても、とっつも弾けねーんだよっ!
毎日欠かさず100回弾いてる箇所もあるんだっ!
でも、弾けねー、ふう。
ちなみに、胃ろうのボタンに、チューブをパッチンとハメるとき、
うん、ボタンを極力動かさないようにハメないと、痛そうだな、と思っていたが、
面会のとき、母は「そう、ハメるとき痛い」と言っていた。
だろ?
なんかさ、年がら年中、手を使っていると、感覚的にそうだろうとわかるような気がする。
などと、エラそうなこと言っちゃって、やってみたら、ピアノよりむずかしいかも。
ふふ、ハメる練習だけでも、100回やらせてもらおうか、母ちゃん実験台。
▼母の胃ろうは「ボタン型バンパー」
出典 https://medical.francebed.co.jp/special/column/53_gastric-fistula.php
バンパーは、バルーンに比べて交換頻度は少ないが、交換のとき、痛いそうだ。
たぶん内視鏡も必要かな。
そんなことは、母には言っていない。
バンパーに決めたのは、A病院だから、文句はA病院にどうぞ。
A病院の先生は「交換は、半年から1年に1回」と言われていた。
まあ、そういうのも、K総合病院ではどう指導されるのかわからない。
いまは「半固形化栄養剤」が下痢しにくくていいらしいが、ここの病院では扱っていない。
そもそも胃ろうの患者がはじめて、と言っていた。
鼻チューブばっかりだったら、管が細いので、半固形化なんて関係ないんだろう。
あ、すいません、またまたエラそうに。
しろうとがネットでちょぼちょぼ見ているていどなんで、これからユルユル勉強しよう。
あと、胃ろうチューブも栄養剤も、どんどん進化しているようなので、ま、なんとかなるっしょ。