今日でやっと7日目の出勤日。週3日の勤務なので、じっさいに働いている日がおっそろしく少ない。
でも、暦のうえでの経過のほうがまさっているようで、体感的にはそろそろ一ヵ月になるなあというのが実感だ。
そして、いまの自分には「週3日」がギリギリちょうどいい。
そりゃまあ、ホンマは一日も働きたくないけど、食ってくためにはそうも言ってられん。
で、週3の稼ぎならギリギリ食える。しかし週4はしんどすぎる。休みとお金をてんびんにかけると、圧倒的に休みのほうに重みがある。
3日働いて4日休みならなんとか許せるけど、4日働いて3日休みだったら発狂しそうだ。
それでも、いま現在はまだ仕事に慣れていないから、けっこう負荷がかかっている。
まだまだ「仕事が日常」にはなっていなくて、出勤日が「猛烈にイヤな特異日」になっとるわね。
ただ「すげぇイヤな気分」ってウチを出るまでで、いったん外に出てしまうと歩くのが楽しくていつの間にか会社に着いてしまう。
会社のトイレでのんびりウンコして、それからボソーッと席に向かい、とりあえず一本電話を取ると、それなりにあきらめがついておとなしく仕事をやっている。
急ぐとしんどいので、ちんたらマイペースを順守する。法定速度60kmの道路を40~50kmがマイペースの私だから、ちょうど仕事もそんな感じでトロトロやっている。
これが私なんだと開き直って、堂々とたらりんたらりん仕事をしている。座右の銘は「お日さん西西」だ。
そういうのがあかんっちゅうことなら、どんぞクビにしてくだせえと思っている。ココがダメなら清掃に行くもんね。
たぶんこういうのが「私なりの自分軸」なんだと思うけど、やっぱりラクだねえ。
この仕事そのものが客観的にラクな部類だと思うし、加えて「できるだけ働かんとこ」という姿勢だから、すっごくラクチンだ。
なので、まだ慣れていないとはいえ、過去のパートみたいにストレスで食欲がなくなるってことも皆無だ。
以前は、新しい職場になるたびに2ヵ月ほど食べ物の味がしなくなってしんどい思いをしていた。
けれども、ココの会社ではそんなことはまったくなくて、食欲はむしろ旺盛になっている。
カラダは正直だから、もしかするとこの仕事がそこそこ合っているのかもしれない。このままこの会社に長く勤められたらいいなあ。
さて仕事が終わり、社員通用口から出ようとしたとき、ひとりの女性が「お疲れさまです」と元気な声をかけてくれた。
見覚えのない40代ぐらいの女性だったが、「私も入社したばかりなんです」と言ってにこにこしている。
私が「そうなんですか? いつごろ入ったんですか?」とたずねると、「はい、去年の6月です」という。
えーっ? そんな前だったらもうかなり慣れてるよねえ。それに外勤みたいだったので思わず「すごいですねえ」ともらした。
「いえ、まだまだなんです。がんばりましょうね」と答えた彼女は、キビキビとした動作で外へ出かけて行った。
いや、ホントすごいわあ。半年たってもあんなに張り切ってがんばれるってすごいな。それに、あんなに明るいお人柄だったらお客さんにも同僚にも好かれるだろうなあ。
ええと、私はとてもそうなれないけど、まあね、年配のお客さんとはテンポが合うみたいだね。しゃべるのがおそいんで。
だから、シルバー対応ってのもこれからは需要があるだろうから、そっちでがんばりまっせ。
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