そもそも自分は「落雷型」に分類されると思っていたが、うわぁ……、つ、ついに「おカネになるミッション(使命)」っちゅー雷が落ちてきたっ!
いや、これ、ほんま?! そのー、あのー、とくに「青天の霹靂」なのは「おカネになる」ということだ。つまり「仕事」なんだよぉぉぉーっ! うおおお、びっくらこいたわーっ!
そいつは今日午前中やにわに降ってきた。相変わらずパート先で要領えずまごまごしている最中だった。
「おまえは『自分史』を制作する仕事をやれ」
はあああーっ?! ちょ、ちょっ、なにそれ?! ようわからんわ、それにいま忙しいし。なんでそないな雷が落ちてきたんっ?!
しかし、雷は情け容赦なく次々と落ちてくる。
「おまえは、年配のひとたちの話を傾聴せよ」
「それを書け」
「写真を撮れ」
「本にしろ」
「その本を、そのひとに、そしてそのひとの家族に渡せ」
「そのひとが、自分の人生を誇らしく思えるように、おまえの力をすべて提供せよ」
うわ、ちょっとタンマ。そりゃ、自分史制作サービスってのがあるのはちらっと見たことあるけど、えーっ?! それ、あたいにやれって?!
でもさ、こないだの「ビリーフリセット・リーダーズ講座」で、Mさんに子どものころから振り返ってもらったとき、私はすごく充実していたんだよね。
Mさんはまだまだ若いひとだけど、でもずーっと「人生」を語ってもらって、そしてそれを聴いてメモするのに夢中になっていた。「共通キーワード」や「いつもやっていること」がみごとに浮かび上がってきたことにも感動した。
そして、あやさん(大塚あやこさん)がMさんのミッションを見抜き、それにMさんが涙をこぼし、そしたら私はMさんの魂のうつくしさが垣間見えて泣けてしまった。きっと、だれの人生であっても、そんな純度の高い結晶を宿しているんだろうね。
ああ、そんなお話をじっくり聴きたいな。
そして、それを文章にしたいな。
うん、そのひとの写真も撮りたいよ。思い出の場所へいっしょに行って撮ってみたいよ。
それを本のようなかたちにしてみたいな。
「人生」を凝縮したような本にしたいな。
そうしたら、そのひとが自分の子どもや孫やだれかに渡せるよね。残せるよね。
なによりも、そのひと自身が「自分の人生」を愛おしく思って、自分を大切にできるといいな。
私はパートの休憩中に、あやさん(大塚あやこさん)へFBメッセージを送った。
「あやさん、せっかく伴奏のお仕事を提案してくださったのにグズグズしていてすみません。けれども、よく考えたら、私は人前でピアノを演奏することが目的ではないと気づきました。どうしてもやりたいことは『音大生になること』です。
そういう4年間をぜったい経験してみたいのです。ただ『やってみたい』だけです。でも、学費1000万円調達に困っていました。
しかし、ある仕事で起業することを思いつきました。それは『自分史を制作するサービス』です。いま考えているのは、年配の方向けに、自分史の本を制作するものです。」
あやさんからお返事をいただいた。あ、その内容をブログで公開していいかどうか訊いていなかったので、そのままここに書けないけど、好感触のメッセージをいただき、さらに「こういうチャレンジはどうでしょう?」と具体的なやりかたまでさっそく教えてくださった。さすが、あやさん!
これはもう、やるしかない!
それにやってみたい!
そして、それを本当に「仕事」にするぞ!