だれも責めないのに、勝手に自分を責めている

また今日もお出かけです。いまの季節、暑くもなく寒くもなく快適至極。一日中外に居たくなる。
近くのダム湖へ。

それで、やっぱり幸せのミナモトは「クルマの網戸」です。なぜ網戸、網戸とウルサいのかというと、私は虫がすっごく苦手だからなんです。昔は山登りが趣味だったので、そんなことを言っていると山なんか行けないんですが、虫に刺されるのがホントにイヤでたまりません。

とくに蚊とブユがいかん。刺されるとパンパンに腫れてしまう。なので、いまからもう虫よけスプレーをつねに持ち歩いています。

昔、運転免許を取るまでは、だいたいテントで野宿しながら旅行していました。野宿はタダなのがいちばんうれしいんですけど、なんか地べたに寝るのがすごく好きなんです。林道の終点とかで、テント張ってゴロゴロしていると幸せでした。キャンプ場はね、ヒトがいるから嫌い。

でも、野宿だと虫が困るんですよね。まあ、蚊取り線香たいたり、スプレー振りまいたりしてしのぎましたが、テントのなかに一匹でも蚊がいると許せなかったのう。

それを思ったら、クルマのなかで寝っころがってそよ風に吹かれるなんて、これはもう天国です。う~ん、なぜこの天国にいまのいままで気が付かなかったんだろう? 昔は重たいテントを担いで野宿適地を歩いて探していたわけなんですが、うっ、あの苦労はなんだったんだろうか?

まあ、若いころの野宿旅はそれなりに楽しかったんですが、あのとき以上の快楽が、こんなにかんたんにホイホイ手に入るとは予想外で……かなりとまどっています。

とまどいと同時に感じるのが、「こんなに楽しくていいのかな?」という気もち。うわあ、やっぱり罪悪感は根強く残っていますね。私はいったいだれに対して「こんなに楽しくてすみません」と謝っているんだろう? 母ちゃん? 妹? 世間のまじめなヒト全員?

ホントに不思議で、なぜか「汗水たらして働いているとき」しか、自分が許されていると思えない。働くっていうのも、たとえばポイントサイトでポチポチなんていうのはダメで、カラダを動かして一瞬の休みもなくずっとセカセカやっているのが「働く」イメージなんですよね。

でも、それは私自身が勝手に決めているただの「思い込み」です。自分で決めた根拠のない基準で、「自分がダメだ」と勝手にジャッジしている。そうやって、わざわざ自分で自分を不幸にしている。カウンセラー先生が言うとおり、ホント自作自演。

もっと自由になりたいな。自分で自分をしばるのをやめたいな。

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