幸せの根源が「網戸」だったなんて

クルマを持ったら、出かけるのがとてもラクになりました。毎日のおかずとかは歩いて行けるスーパーで間に合いますが、それ以外のトコは遠いんですよね。クルマを買うまでは電動自転車だったんですけど、図書館でも片道30分くらいかかるんです。

でも、クルマだったらどこに行くのもすっごくラクチンで、しかも涼しい。ウチは田舎だから、図書館でも市役所でも大きな駐車場があって、ああ、やっぱりクルマ持ってるヒトばっかりだなあとあらためて思いました。道路も広いし走っているクルマも少ないし、ウチの近所は私みたいなヘタクソでも運転しやすいです。

駐車場を借りるのも、ウチからいちばん近いところにしました。少し離れたところだと1,000円安いんですが、もうね、思い切って便利さを優先しました。歩いて1分半のところ、それでも田舎だから月8,000円です。

で、お天気がいいとついフラフラ出かけたくなります。今日も午後からちょっとだけ。ウチの前の道をず~っとたどると、いい感じの山道に入っていきます。適当にクルマを停めて、しばらくお散歩。新緑がとってもきれい。


聞こえるのは鳥の声だけ。ウグイスがいっぱい鳴いています。見上げると青空が広がっています。

30分ほどでクルマに戻ってきて、今度は車中でひっくり返っていました。じつは、今度買ったクルマには後ろの窓に網戸を付けてもらったんです。取りはずしはできないヤツなんですが、ぴったりはまっていてなかなかいい具合です。それで、さっそくその網戸にして寝っころがっていたんですが……これがもう絶品でございました。

山ン中の日かげに停めたクルマのなか、そよ風に吹かれつつ鳥の声を聞いていると、あまりの心地よさに気が遠くなりそう。ああ、これ以上の快楽はありえへんなあ……え?そうなの? つまり、私は網戸があれば幸せなん?!

一瞬がくぜんとしましたが、いやあ、やっぱり最大級の幸福感を味わっているんです。サヤサヤと吹く風、ホーホケキョ、ケキョケキョ、かぐわしい山の香り。ふうん、そうだよなあ、私が求めていたモノってコレだよね。ああ、お金じゃなかったんだね。

もちろん、お金を出したからクルマを買えたわけですが、軽自動車なので大した額ではありません。そのぐらいのお金でこんなに幸せになれるとは、思いも寄りませんでした。しかも極めつけは網戸なんですよね。たかが網戸なんですが、こ、こんなに気もちいいなんて!! 網戸で幸せの極致を味わえるなんて!! お金じゃないと言っときながらヘンですけど、1億円に匹敵するような至福の悦びに満たされている!

カウンセラー先生にしょっちゅう「まず自分をよく知ることです」と言われるんですが、まさか自分の幸せが「網戸」だったなんて夢にも思いませんでした。ソコかよ?! でもぉ、幸せが何か?って結局のところ「自分の実感」で判断するわけです。それでいくと、私はまちがいなく「網戸で幸せになっている」。

幸せの青い鳥はすぐ近くにいるのがお約束ですけど、私の場合は「網戸」だったんです。なんか喜んでいいんだかどうだか。よほどかミョーな造りの脳ミソじゃのう。自分を理解するってむずかしいモンだなあとあらためて思い知らされました。ま、でも幸せ、見つかったんでよかったよかった。

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