「理想の自分」撲滅キャンペーン

深夜3時35分に寝た。ふと目が覚めたら朝の6時45分。なぜか今日に限ってパッチリ目が開いてしまったので、じゃあ起きようかと思った。いま起きたら、もしかして昼夜逆転が治るかもしれないとちょっと期待した。

ところが、スマホをいじくっているうちに、スゴくおもしろいブログを発見してしまった。元マンガ家志望だった男性のブログなんだが、文章もマンガもめちゃくそおもしろい。本人さんは「ヘタすぎてもうマンガ家はあきらめた」と言っているけど、全然そんなことなくて読み出したらとまらなくなってしまった。

で、気が付いたら昼12時を過ぎても、まだフトンのなかだった。やっぱり朝ごはんは食べそこねて、2時ぐらいに昼ごはんだった。それで、このときの気分はけっこう下り坂だったのだ。なぜなら、スマホだらだらさえなかったら、ちゃんと朝ごはんを食べて、洗濯をして、場合によったら風呂も入れたかもしれなかったのに、と深く後悔していたからだ。

ただ、このとき「ああ、いけない。自己嫌悪しているな」と気が付いた。自己嫌悪はよろしくない。自己攻撃して自分を傷つけてはいけない。それでまあ、自分で自分をやさしく抱きしめて、よしよし、悪くなんかないよ、洗濯だの風呂だのどーでもいーじゃないか、となぐさめた。

かなり意識して「他人軸」をやめたんだけど、それだけではまだ落とし穴があったわけだ。「理想の自分」がある限り、「理想の自分」と「現実の自分」のギャップを責めてしまう。コレが自己攻撃の正体だ。だから「理想の自分撲滅キャンペーン」も繰り広げたいと思う。

そんなキャンペーンを張ったら、永遠に洗濯もできず風呂にも入れないかというとそうではなく、「自分を大切にする」という観点から自然にそうしたくなったら、洗濯だって風呂だってできるようになるらしい。

つまり「〇〇すべき」とか「〇〇しないと」という義務や圧力を自分に課してはいけないが、そうじゃなくて「大事な自分に、心地よい環境を整えてあげましょう」という自分に対する愛情に基づいて行動するのが正しいありかた。

というようなことを考えていたが、午後3時にふっと眠くなってまたフトンにもぐり込む。次に目が覚めたら午後7時。ちょうどいい時間に起きられたので、た~らた~らスーパーまで買い物に行く途中、無性にうれしさがこみ上げてきた。

まあ理屈はともかく、たっぷりぐっすり寝て、おいしいものを好きなだけ食べて、そういう身体的快楽を存分に味わっているだけで幸せになれるもんだ。

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