化石になっている資格を発掘する

34年前に取った(しょうもない)資格を活用すべく、訓練校に行く前にあちこち電話をかけまくった。訓練校の授業は10時はじまりだが、いつも9時すぎには近くに着いている。なんかねえ、グズだから早めについてゆっくりしているのが好きなんだ。

学校のすぐ近くにある公共施設っぽいところにテーブルとイスがふんだんにあるので、そこでのんびり本を読んだり、ボケーッとしたり、ウンコしたりしてから学校に行く。訓練校のトイレは数が少ないからおちおちウンコもできないんだよね。

で、今朝はその化石資格が生きているかどうか、管轄しているセンターに電話してみた。そうしたら「はい、春子さんは登録されていますよ」とすぐに返答があって仰天した。まだあるんやあ~、スゲえなあ! 私「それ、まだ使えるんですか?」 センター「登録は一生有効です」

ひょえ~、内容を全部忘れていても有効ってヤバくない? だってさ、これから60になり、70、80、90才でも有効ってありえへんわ。でも、運転免許みたいに返納することもいらないそうだ。

その資格はいろいろ講習が義務づけられていてややこしい。試験合格のあと1年以上ほったらかしで実務もしていなかったら、「A講習」と「B講習」を受けないといけない。「A講習」は「1ヵ月通信教育」+「2日スクーリング」、費用は約2万円。「B講習」は「1日講習のみ」、費用は約17,000円。

免許証みたいな「資格証」をもらうまで、こんなに時間もお金もかかるクソ資格である。このあたりの事情は昨日ネットで調べてあったのだが、私が「ええと、実務をしたことがないので、まずA講習を受けないといけないんですよね?」と尋ねると、「いいえ、春子さんは必要ないですよ。もう登録されていますから」とのこと。

へええ、A講習、受けないでええんや! たぶんね、三十数年ものあいだに法律が変わったんだろう。私が受験したときは、そんなのなかったからね。まあ、結果的にB講習だけでいいそうだ。おもくそほったらかしにしていたのにラクできそう。

ただし、住所変更届をずーっと出していないので、それはマズいらしい。34年前の住所といまの住所とのつながりがわかる公的証明書が必要だという。戸籍附票を取っても34年分は絶対さかのぼれないはずだ。そのあいだ、思い出してみると9回引っ越ししている。

今度は本籍地のある市役所に問い合わせてみると「戸籍附票は、平成17年11月以降のものしか発行できません」。ほらね、やっぱり。またセンターに電話すると「それでは、発行できない期間の異動記録は手書きで作成してください」。うう、なにかとめんどくせえ。それに引っ越しした時期なんて覚えていないよ。

どっちにしても、住民票と戸籍附票は必要なので早く取り寄せないといけない。それがそろってから、やっとB講習を申込みできて、実際に講習を受けられるのは早くても来年の1月31日以降だという。ふう、けっこうタイヘンだ。

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