ドキドキしながら同僚とおしゃべり

上司のかたは、明日遠方へ出張なので早めに帰られた。私もそろそろ帰ろうかなあ?と思っていたら、隣室で仕事をしている若い女性がにっこりしてくれた。なので、隣へ行ってしばらくの間話させてもらった。

まだ入社したてでいろいろ慣れていない私を気づかって、日ごろからやさしくしてくれるひとなんだけど、今日お話していてもとてもいいひとでかわいい。ちょっと内気で控えめな人柄が魅力的。

でもねえ、だれかに親しくしてもらうって、私はまだとまどってしまう。え? 私なんかと話をして楽しいの?とか、とっさに思ってしまう。コレは、自己肯定感の低さゆえだ。ずっと友だちがいなかったせいもあって「こんな私と話をしたいひとなんて、だれもいない」というのがデフォルトになってしまった。

しかし、意識的に自分の考えをあらためようとはしている。訓練校でも、若いひとたちが仲良くしてくれたから、それは「そういう好意を寄せてもらえる価値が、自分にはあるのだ」とありがたく受け取るようにがんばった。

いま、この女性もそうなのかな? 別れ際に「またいつか、いっしょにお食事しましょうね」と言ってもらえて、「え? ホントウかな? イヤじゃないのかな?」とドキドキしてしまった。いやいや、べつにこの会社でもみなさん私によくしてくださるから、たぶんだれからも嫌われていないよね?

いやいや、たとえ嫌われたってOKなんだけど。心理学ではよく「相手には『アナタを嫌う権利がある』」という言いかたをするけれど、まあ、そういう心境になれるまでまだまだかな。いったん、仲良くしてもらえそうな雰囲気になると、今度はその状態にしがみつきそうになる。

相手の態度次第で自分の気もちが変わる、というのは「他人軸」そのもの。「自分軸」が揺らがなかったら「相手にどう思われようとも、自分はすばらしい」と感じるそうだ。う~ん、日々修練を積み重ねないといけない。

でも、訓練校もそうだったけど、いまの会社でも毎日楽しい。自分の居場所があるって本当にありがたい。

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