思いがけないごほうびが降ってきた

今日も今日とて、朝7時半からエンジン全開でがんばる。いったいなぜココのデータが合わないんだ? あれこれ考えたりデータを入れ替えたり組み合わせを変えたり、あの手この手を繰り出しているうちに、ほんのちょっと糸口が見えてきた。

おお、これだこれだ、コイツとアヤツを入れ替えて……っいよっと、あ、ココはぴったり合ったぞ! しっかし、このS社のデータってエエ加減だねえ……

すると、そのとき突然ひらめいたのである。もしかして、アノ大問題も解決しそうな気がする!! 「アノ大問題」(以下「大問題A」)とは、去年10月から上司がずっと悩んでいる問題のことだ。うちの会社と共同事業をしているT社というのがあって、上司はそのT社にたいへん気を使って慎重に取引している。

ところが、去年10月T社へ提供したデータのなかにかなり重大な誤りが発覚して、その解決のために非常な労力を要し、しかも最終的に2件分が未解決のままだった。この大問題Aについては、私は入社したその日に、上司からその話を聞かされたが、いや、入ったその日にそんなことを聞いてもまったくわからなくて、ロッカーの場所すら覚えられないおばはんになに言うてまんねん?と思っていた。

上司にもずっとわからない大問題Aだったので、私は自分には無縁だよねと知らん顔していた。なんだが、今日になって突然ひらめいたのだ。もしかして、大問題AはS社のデータの一部がそもそもまちがっているんじゃないか?!

そこで、自分の推論を恐る恐る上司に説明してみると、上司は「するどいな、そうかもしれん」と即座にわかってくれて、すぐにS社に電話をかけた。小一時間ほどS社のひとたちとやりとりをしているうちに、最終的にとうとう問題は解明した。「デカしたぞ、君! よくやった! 」と上司に言われて、心底ほっとした。ああ、これであの大失敗の穴埋めをちょっとできたな。

と同時に、毎日もっちゃもっちゃやっているうちに、なにかしら身についてくるものがあるのかもしれないと思った。べつに、私は大問題Aに関わるつもりはまったくなかったが、それなのになんか知らんけど、勝手にアタマのなかにプ~と沸いてきただけだ。ああ、思いがけずスゴいごほうびをもらっちゃったよ。

ただし、大問題Aは2件あるものなので、S社はこれで解決したけど、あともうひとつB社のヤツがおかしい。これはまだわからない。1件がわかっただけに、上司としてはなんとかB社のほうもカタを付けたいみたいだ。また出張に行くのかな?

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