6:00起床。車内温度22.0度。ここしばらく毎朝「十勝岳望岳台」へ通っていたけど、さすがに気が済んで、今日は道の駅びえい「白金ビルケ」でのんびりした。
今回の北海道は非常に好天にめぐまれていて、こんなに晴れ続きでいいんだろうかととまどってしまう。今日で27日間過ごしたが、雨が降ったのはたった6日だけだ。朝晴れていると、ついあちこち出かけたくなって浮き足立ってしまうが、疲れがたまるといけないので自重しよう。
というわけで、午前中は道の駅びえい「白金ビルケ」でユルユルのんびり。ちなみに「ビルケ」とはドイツ語で「白樺」という意味だそうで、その通り白樺や針葉樹の森のなかにあるすてきな道の駅だ。
しかし、道の駅の建物ウラにある森にはちょっと意外な光景が……
ハンバーガーショップのウラには、しゃれたテラス席があるけれど、問題はその向こうで、
この森に点在するモノが不思議なのだ。
まずは「卓球台」。う~ん、真っ白な卓球台が木立ちのなかにある。卓球って、ふつう室内でするよね?
そして、無造作に置かれている「アコーディオン」。え? こんなの、ずっと外に放り出しておいていいの? このあたりから、だんだんシュールさが増してくる。
「木琴」です。森のなかに木琴。
ちゃんと木琴。これを見たらだれでも叩きたくなる木琴。思わず「キラキラ星」、ドドソソララソソファファミミレレドと叩いてみたけど、ここ森のなかだよね? コレってずっと外にあるの?
きわめつけは「オルガン」。昔小学校によくあった足踏みオルガン。ホントにオルガンかっ?!
やっぱりホンモノのオルガンだ。森のなかに……オルガン。
キミ、大丈夫か? だって雨も降るし、暑いし寒いし。いくらなんでも音は出ないだろ? と思ったら、ほとんどの音がちゃんと出て仰天した。音、出るよ! けなげだなあ、おい!
ここまで来たら、まあ「跳び箱」があってもいいか。いや、ヘンだ! おかしい!
すごいなあ……ここまで非日常な光景ははじめて見た。しかも、ここ道の駅なんだよね。コレをプロデュースしたひと、すごいわ! いやあ、ハマるわあ。
フラフープもどうぞ。
3本の木にくくりつけられているこの巨大な三角形は、
ハンモック。3人が一度に使えるらしい。
ホントだ。3人が寝られるぐらい十分大きい。
とにかく寝てみる。た、楽しい……
木々のあいだから空を眺め、鳥の声を聴きつつ、ゆ~らゆ~らゆ~らゆ~ら……
この道の駅に入っているショップもすごくて、このテラスの奥には、
窓から、ザックや山道具らしきものが見えているが、
アウトドアブランドの「ノースフェース」の店舗だ。道の駅にノースフェイスって、常識が吹き飛ぶ。ま、森のなかにオルガンがあるとこだし。
撮影許可をもらったので、洗練された店内も。
道の駅の設備として、コインランドリーもあるし、
シャワー室まである。サイクリングをするひと向けだそうだ。
さて、お昼はイタめしを食べたくなったので、道の駅びえい「白金ビルケ」からずーっと下って14キロほど先にある「Italian café Abete」へ。
小ぢんまりとしたアットホームなお店。夫婦ふたりでやっているみたいで、奥さんの笑顔になごむ。
パンもすごくおいしい。
なまえを忘れたが、肉のように見えるのは自家製ソーセージだそうで、スパイスが効いていていくらでも欲しくなる。
食後にアイスコーヒーと、
デザートの抹茶ティラミス。大満足。
そのあと、久しぶりにスーパーで買い物。ずっとコンビニばかりだったが、やっぱりスーパーは安いね。水とかをある程度まとめ買い。
今日の温泉は、白金温泉にある「森の旅亭びえい」。白金温泉にあるホテルや旅館を順番にまわっているなあ。
ここは露天風呂付き個室がメインなので、やっぱりそれらしき雰囲気がただよう。
浴場まわりは撮影禁止だったので写真が取れなくて残念。純和風でとてもきれいな浴場だった。木をふんだんに使っているので香りがいい。お湯ももちろん源泉かけ流し。洗面台は陶器でできていて、いやこういうのもたまにはいいね。
昨日のような湯治場ふうも、それはそれで味わいがあるし、いろいろな施設や旅館、ホテルをまわるのは楽しいしおもしろい。道の駅も同じで、それぞれに個性があって楽しめる。
で、また道の駅びえい「白金ビルケ」に帰ってきて、とうとう5泊目。住民票、移そうかなあ。
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