6:00起床。車内温度19.5度。やっぱり道東は寒いわ。毛布2枚じゃ寒くて、明けがたは寝袋を追加した。うう、さぶいさぶい。日が昇ってからでも、クルマの外に出るとひんやりする。真夏のいまでこんなに寒いって、北海道はすごいねえ。
とはいえ、日が差してくるとさわやかな陽気で快適だ。こぢんまりとした道の駅「うらほろ」をあとにする。
東に進んで釧路に入り、まずは「釧路市丹頂鶴自然公園」へ。
丹頂鶴は、つがいごとに大きな敷地を与えられていて、
金網ごしに見ることができる。
今年生まれたヒナは2羽。そのうち1羽を見られてラッキー。親子3羽でなかよくしていた。ヒナというにはだいぶん育っとるのう。
丹頂鶴、近くに来てくれるヤツもいるけど、じっとしていないので写真を撮るのがたいへん。
赤いアタマがかわいい。
丹頂鶴のつぎには、「釧路市湿原展望台」。釧路湿原、いちどは見ておきたかった。
まずレストランで、
ワンプレートランチを。ちゃんとした食事は元気が出る。
そして、湿原探勝歩道へ繰り出す。木道で歩きやすい2.5kmをウォーキングがてらユルユルと。
ササのなかをズンズンくだっていったり、
ちょっとした吊り橋を渡ったり、
ササのなかをグングンのぼったり、ってササばっかりじゃねーか!
ようやく展望台があらわれて、
ふう、これが釧路湿原か。
たしかに非常に広大な緑がひろがっているが、遠いので湿原の実感がわかない。
う~ん、探勝歩道のあたりは乾燥が進んでササばっかりなのかな? やたらササばかり見たけど、でもいい運動になったし、森のなかは涼しかった。
釧路湿原から温泉へ向かう途中、道道666号線で大量の牧草ロールを発見!
こ、こないにぎょうさん! また鼻血が出そうだ。
真横から見るとけっこうシュールじゃん。
牧草ロールがこんなに気になる私、きっと前世は牛だったにちがいない。
おお! 牧草ロールを持ち上げている!
よいせっと!
ふう。
さようならぁ、牧草ロールぅ~、いいエサになれよぉ~
今夜の車中泊地、道の駅「阿寒丹頂の里」へ。
道の駅の隣にあるサイクリングターミナル「サークルハウス赤いベレー」。ここに温泉があるのでとても便利。「赤いベレー」とは丹頂鶴のアタマのこと。いいネーミングだね。
お、なつかしい雰囲気じゃのう。
休憩所も落ち着くなあ。
日が暮れたらもう寒い。半袖ではいられない。今夜も寝袋と毛布にくるまって寝よう。