北海道放浪67日目|ニセコ高原、ランチのあとはコンドミニアムホテルでゆるゆる

6:10起床。車内温度23.9度。昨夜はときおり風の音がゴウゴウ聞こえ、たまにクルマがゆさぶられた。どうも台風が近づきつつあるらしい。

もし北海道直撃ならば、屋内駐車場に避難しておいたほうがいい。で、車中泊が認められる屋内駐車場は1ヵ所しか知らなくて、それは層雲峡公営駐車場だ。屋内トイレもちゃんとついていて、いざというときはおそらく安全に過ごせると思う。もちろんどこかホテルにちゃんと泊まってもいい。

でも、今回の台風はどうだろう? 私は天気が苦手で台風もようわからん。まあ海沿いは避けたほうがいいから内陸に移動しよう。

道の駅「オスコイ!かもえない」の流木クンよ、さようなら。キミ、台風が来るから避難させてもらえよ。

風が強くて、それでなくても軽箱バンはフラフラするのに、いっそうフラつきまくりながら海岸沿いの国道229号線を南下する。
昨日は北上したんだよね。そう、またもこの道路を行ったり来たりしている。
なにも考えずにその日の気分しだいで動いているので、同じ道路をしょっちゅう振り子運動するハメになる。それも楽しいんだけどね。

途中、神恵内村から海をぼーっとながめる。くもっていてさえないなあ。

よく見ると、一羽の海鳥が浮いている。このコ、台風のときはどうするのかなあ。

またまたニセコにもどってきて、パンを食べたくなり「グラウビュンデン」に行く。

アンティーク物の家具ばかり、こういう店は落ち着くんだよね。

インテリアもオーナメントもいい雰囲気。

めずらしくマサラチャイがあったので注文。

そして「グラウビュンデンサンド」。こういうガッツリ系をモリモリ食べたかったので大当たり。

なんでこんなにおなかが減っているのか?考えたら、ここ二日ほどかなり歩いているからのようだ。
9月だからかお客さんも少なくて、のんびりゆったりくつろげた。でも、天気は下り坂なんだよな。

とりあえず店から近場の「ミルク工房 花の丘」へ行ってみる。お、羊蹄山のビューポイントだね!

これはすごい! まさにニセコ高原ど真ん中だ。

でもな、羊蹄山はぜったいに帽子を取らないんだよな。

「ミルク工房」は、レストランやカフェなどいろいろな店があり、ここだけでもなかなか楽しめる。

雑貨店「ニセコの森」、すてきな商品ばかり。店内は撮影禁止ね。

ニセコとはぜんぜん関係ないけど、ハサミがなくて困っていたので購入。小ぶりのアンティーク風。

空はますますどんよりしてきたので、もう温泉に逃げこもう。

「ワン・ニセコ・リゾート・タワーズ」は、コンドミニアムホテル。外観はマンションのようだ。

ニセコ温泉郷に日帰り温泉はいくらでもあるが、長期滞在型ホテルをのぞいてみたかったので、ここにした。

大型ホテルのロビーはどこもきれいだな。

大浴場ののれん、シアーカーテンがかかっているだけでたいへんシンプル。こんなのははじめて見たが、なかなかいいね。

私以外にひとりふたりいっしょになった時間もあったが、大半はひとりだけだった。とても空いていて快適。
お湯は少しぬめりがある。あまり熱くないのでリラックスできた。

びっくりしたのは「温泉休憩室」。

どうやらこのホテルの一室を休憩室にあてているらしく、興味津々でなかに入る。

広いリビングルームがあり、

続きにダイニングルームがあって、

キッチンがついている。冷水と紙コップも用意されている。

ここでは「キッズルーム」としているが、たぶんベッドルームでかなり広い。

どの部屋も端から端まで大きな窓を取っているので、ながめもいいしとても明るい。バルコニーもついている。

ほかには、大きめのトイレとふつうサイズのバスルームがある。
まったくマンションそのもので、へええ、これがコンドミニアムホテルなのか、たしかにマンションに住まう感覚でニセコにずっといられるなあ。

で、この「温泉休憩室」にはだれもいなかったのだ。
なので、私ひとりでダイニングテーブルを占領し、缶コーヒーとセブン-イレブンのフィナンシェを食べていた。
しーんと静まりかえったホテルの一室、というよりもマンションの一室でつくねんとしていると、なんだか以前からここに住んでいるような気がしてきた。

床はふかふかのカーペット敷きで、そこを靴下で踏んでいるのも自宅感を助長する。
ホテルの温泉から上がったら、どういうわけか新築マンションに引っ越していたという感じでもある。
じつにおもしろい展開で、クルマからパソコンを取ってきて本格的に落ち着いてこの休憩室に居すわることにした。

途中で、外国人の若いカップルが入ってきてテレビを見ていた。しばらくすると男性がトイレに立ったが、ふつうの部屋の造りだから音が丸聞こえで、それもまた、まるでこのマンションにみんな遊びに来ましたーとでもいうようなミョーなくつろぎが生まれる。

カップルはものの20分ほどでいなくなり、私はまたひとりで1時間ほどブログを書いていた。ふふ、ヤケに楽しいね。ちょっとした別荘気分を味わえる。

もう日が暮れるころ、ひとりの男性が入ってきて、「……ここ、休憩していいんですか?」とおそるおそる尋ねられた。
私は、あたかもこの部屋の持ち主のようなカオつきで「はい、どうぞどうぞ、テレビも付けてくださいね」とエラそうに答えた。
男性は奥さんが温泉から上がるのを待っていて、奥さんが来ると、そっとテレビを消してふたりで出て行った。

おお、すっかり暗くなったなあ。私は部屋の間接照明をつけたり、自販機で飲み物を買ってきたり、トイレに行ったり、ソファーに長々と寝そべったり、このモデルルームのようにきれいな部屋にいっそうなじんできた。

そうか、コンドミニアムホテルに長期滞在するってこんな感じなんだな。ニセコが好きなひとならすごくいいなあ。
それに、日帰り入浴のために、わざわざ一室を家具もそろえて開放しているのも手厚いもてなしだなあ。

あまりに居心地がよすぎて、あれ、そういえば台風が来ているんだっけ? すっかり忘れていた。
このホテルは夜9時まで日帰り入浴させてもらえるが、なごりおしいけれど7時半には出ることにした。

途中に寄ったセブン-イレブンニセコ店は、まるでカフェのようにりっぱなイートイン。さすが一流リゾート地向けのしつらえだ。

さて雨風が強まるなか、真っ暗なニセコ周辺をこわごわ走って、道の駅「ニセコビュープラザ」へ。ここは主要道の駅なので、台風であっても車中泊車は20台ほど停まっている。

天気予報では南東から強風が吹くらしいので、大型キャンピングカーの風下になる場所に停めさせてもらった。それでも雨が車体に当たってバチバチとものすごい音がしている。

夜11時すぎから雨も風もさらに強くなったが、予報ではニセコ町で最大風速が6mらしいので、まあ大丈夫だろうといつの間にか眠ってしまった。

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