「老い」をそのまま受け入れて、できることをするだけ

あまり認めたくないけど、確実に老いてきている。
あちこちの関節が痛くて動くのに難儀する。たいしたことをしていないのに疲れ果てる。午前のことは午後には忘れる。

二日ぶりにコワーキングスペースへ行って、さあワンノート(OneNote)を勉強しようとマニュアル本を開いたが、きれいさっぱり忘れていた。
しかたがないので10ページほどさかのぼって読んでみたけど、わからんのう、つながらへんわ。

あきらめていちばん最初から復習した。そうだよ、復習せんといかん!
もっちゃもっちゃ読み返していたら、ちゃんと理解できていないところがうじゃうじゃ出てきた。
どおりで、マニュアル本の見本のようにデキないところがいっぱいあったわけだ。

たかが「メモアプリ」なのに、ものすごく苦労している。
そもそもなぜメモアプリの勉強をしているかというと、これからのち、勉強やら仕事やらの備忘録をメモアプリで作れたらいいなと思っているからだ。

だから、言ってみれば単にノートを準備しているに過ぎなくて、それなのにもう延々と4日目だよ!
う~ん、いかにも私らしい。

でも、マニュアル本で勉強するのは楽しい。
書かれているとおりに自分で入力してみて、わあ、できたぁとよろこんでいる。

これまでずっとエクセルでしかメモを取っていなかったが、専用メモアプリOneNoteは、さすがに高機能でとてもおもしろい。
Webページの魚拓も一瞬で貼り付けられるし、そこに蛍光マーカーで印もつけられる。うはっ!

これを使えるようになったら、さぞキレイなメモができるだろうと夢がふくらむけれど、ホラ、アレだな、ノートがキレイなヤツって決まって成績が悪いんだよな。
ノート作りで満足しちゃってそっからさきはぜんぜん勉強しとらんっちゅうのになりそうだ。

じゃあ、さっさと要点だけ勉強して、つぎに取り掛かればいいはずなんだが、いやあ、こんなにおもしろいモノをササッと済ますということができないんだよ。
たしかな実感として、ワンノートをねちねちもたもた勉強しているのが楽しいんだよう。

そういえば、職業訓練は楽しかった。去年のデザインも一昨年のプログラミングもすっごくおもしろかった。
まあ、要するに私はそういうお勉強が好きなんだと、あらためてわかった。

だから「いま、ワクワクして楽しいこと」をやったほうがいい。
カウンセラー先生に「迷ったら、ワクワクするほうを選びなさい。自分が笑顔になれるほうを選ぼう」とつねづね言われている。
その原則にしたがうと、いまはワンノートの勉強を心ゆくまで楽しむのが正解だ。

とはいえ、長い時間勉強するのはもうムリだね。
なんぼ楽しくても、目がしょぼしょぼしてくるし、指の関節が痛くてキーボードを打てなくなる。

いまは「30分勉強+5分休憩」を5セットで、正味2時間半の勉強だが、いやけっこう疲れる。
少しずつ増やしていくつもりだったけれど、そんなに増やせないかもしれない。

5月にやめたパートが一日6時間だったから勉強もそのぐらいできるかと思っていたが、ちょっとムリかもしれないな。
それだけ老化が確実に進んでいるということだ。
老いを受け入れて、いまの自分にできることだけやったらいい。

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