もしかして「当たり」の会社かもしれない、会社がワシを「ハズレ」と思とってもね

今日は5回目の出勤。週3日しか入らないシフトなので、もう月なかばというのに、たった5日しか働いていない。
世間では週5日仕事しているひとが多いだろうし、げんにこの会社でも契約社員で週5日みっちり働いているひとがいる。

で、5日目の感想だが、あれ? もしかしてけっこう慣れてきたかな?
受電だからどんな電話がかかってくるかわからないけど、べつにまあ、そんなに複雑な用件はいまのところ発生していない。

はじめて対応することもあるにはあるが、一日に2、3件程度だ。その都度教えてもらい、備忘録をつくって、つぎからは自分ひとりでできるようにしておく。
もう理解している処理は自分でどんどんやるだけ。どれも定型処理でとてもかんたんだ。

たまにクレームもあるけれど、つぎのふたつに分類して対応すればよい。
ひとつは、ふつうのヒトからのクレーム。ていねいに説明しておわびしたら、気もちよく納得してくれる。

もうひとつは、ふつうじゃないヒトからのクレーム。こういうヒトはこちらがどう対応してもずっと怒っている。ああ、ウチの母ちゃんとおんなじだな。
こういうヒトがホントに怒りたい相手は別人だ。このヒトもコドモのころに親から捨てられたんかねえと思いつつ、タイミングを見計らって切り上げる。

ということで、たぶんなんとかなるんじゃないかなあと思っている。
もしこのくらいのレベルが常態であるならば、私が経験した仕事のなかでいちばんラクな仕事になりそうだ。

基本的に「電話の応対だけ」というシングルタスクがすっごくラクチンだ。ちーんと座ったままでいい。お客さんと話すペースは自分で決める。
わざわざ電話をかけてくるお客さんは年配のかたが多くて、そういうお客さんとゆっくり話すのはけっこう楽しい。
私はなにをやってもおそくて、話すスピードもかなりおそいが、このノロマさは年配のヒトには合っているかもしれない。

そして、適度に電話がかかってくるので、時間がたつのが早い。あっという間に時間がすぎてくれるのがうれしい。
で、残業はもちろん、ペンディングすら発生しないのも助かる。済んでいない用件があれば、つぎのシフトのヒトに引き継いでおしまい。繁忙期になれば残業もあるらしいが、残業手当はきっちりつけられそうだし、サービス労働なんてまったくない。

おやあ、人生最後の仕事としてエラくラクな会社にやとってもらえたかねえ?
ま、これまで自分が「好きこのんで」苦労をしょいこんできたけど、ここの会社では「だれに聞いても答えがわからん」っちゅう案件は皆無なので、それがいちばんホッとする。

しかし、こんなに快適に働けるのは、周りのひとたちが親身になって指導してくれるからである。
ここのパートさんは、5年勤続ぐらいではみじかいほうらしく、みんな長くつづけているベテランばかりだ。そして、みな仕事熱心で、ぶあつい備忘録のファイルを何冊もかかえて仕事をしている。

とくに、大ベテランらしいふたりの女性がいて、いわゆるお局さまにあたるような立場のひとだけど、ふたりともていねいにわかりやすく教えてくれる。忙しいだろうに、「コレも覚えておくと将来役に立ちますよ」などと、一歩さきの内容もわざわざ指導してくれる。

この二大ベテランさんは週5日勤務の契約社員だ。なんとなく、このふたりのひとがいいムードメーカーになって、長年この部門をはぐくんできたように思える。だから、みんなやめないんだろうね。

私はまだたった5日だけど、こんな感じだったらだいじょうぶかもしれない。
むずかしいことはないし、聞けばだれでも教えてくれるし、座ったままだし、週3日だけだし、さすがのケツ割りヘタレでもこの会社ならつづけられそうだ。

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