ランチは失敗、でも休日の過ごしかたがだんだん充実してきた

昨日小雪が舞っていたので、道路が凍結しないか慎重になった。ノーマルタイヤだからね。朝いちばんに行くのはやめておく。

それで、出発までなにをしていたかというと、仕事の備忘録をチマチマ作っていた。
びっくらこいたけど、朝ってオツムが明晰じゃん! 夜にやっていたらぜんぜんはかどらないんだが、朝は段ちがいにやる気がある。

調べものもサッサと検索できるし、アレをためしてダメならコレでいこうと、めんどうがらずに手を動かせる。
夜だったら3時間はかかりそうなヤツが1時間ほどでできてしまった。はあ。

職場のベテランさんは熟知しているものでも、初心者にはさっぱりわかりまへん。
マニュアルとかはまったくないので、地道にコツコツ自分の備忘録を作らんとやっていけない。

さて、一段落したのでまた二上山へ向かう。

▼そろそろ別ルートも開拓してみよう。「石切場跡」を経由する道へ。
20190210二上山 (1)石切場跡への分岐▼「高松塚古墳」の石材を、ここ二上山で切り出したそうだ。
20190210二上山 (2)石切場跡の説明板▼ひと登りすると「石切場跡」だ。なるほど、巨岩が削られている。
20190210二上山 (3)石切場跡切り出された時期は、古墳時代終末期ということで、7世紀ごろらしい。
ええと、1,300年ほど前のハナシなんだよね。ココの石がいいというわけで、重機もなにもないのに人力で切り出して、それを明日香村まで運んで古墳をこさえたんだ。ふう。

いつもは、みんながおおぜい歩いているコンクリの遊歩道を登るけど、この石切場跡からの小道は風情があってとてもよかった。
少しずつ脚力がついてきたので、寄り道もできるようになってきた。うれしいねえ。

▼今日も「雄岳」に行く。寒いのに、頂上でお昼ごはんを食べているヒトがいた。
20190210二上山 (4)雄岳頂上▼私は「万葉広場」まで降りてきて、お昼にする。
20190210二上山 (5)万葉広場▼あらかじめコンビニで温めてもらったおにぎり弁当。
20190210二上山 (6)昼食保温ケースに入れて持ってきたのでまだ温かかったが、外に出すと急速に冷えていく。
つめたくなるのがイヤで大いそぎで食らいつく。楽しいはずのランチがせわしない。

ハシを持つ手もあっという間にかじかんで、冷え切って痛いほどだ。気温を見たら3度しかない。冷蔵庫のなかで食ってるのと変わらんね。
しかし周りのヒトたちは、レジャーシートを広げてのんびりくつろいでいる。まるで春が来たかのように楽しげに笑い声をあげている。

なんだ? コヤツらおかしくないか? 山に来る連中はおかしい! ワシはコタツが欲しいぞ。
すると、あちこちからズズーッとなにかをすする音が聞こえた。
わかった! みなさん、かしこくてちゃんとカップ麺とかを持ってきてる。だから、あったかくなってあんなにのんびりできるんだと判明した。

しまったなあ、今日の弁当は失敗だった。この次からはカップ麺とお湯を持ってこなくちゃ。

▼団体さんも、万葉広場からの眺めを喜んでいる。みんな大好き、二上山。
20190210二上山 (7)万葉広場
おにぎりはつめたくなってしまったが、やっぱり今日も楽しかった。
石切場跡の道もすてきだったし、なんかもう、来れば来るほど楽しさが増してくる。降りてきても、またすぐに登りたくなるほどだ。

とはいえ、駐車場にもどって、暖房ホカホカのクルマのなかもパラダイスなんだよね。
クルマの暖房って、たちまち効いて即しあわせになれる。ハナを思いきりかんで、インスタントコーヒーを飲んで、ふひぃ、極楽じゃ。
とまあ、いつものごとく大満足のハイキングだった。

で、これからは頂上付近で昼ごはんを食べたらよかろうと、いまごろになってわかった。
今日のように、朝のうちは備忘録をつくって、少し遅めにウチを出て、ごくスタンダードに山の上でランチを楽しんだらよろしい。

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