「次でマルになるように」という日本語の意味がわかりません

今日も会社でダウンした。
動悸がヒドくなって、またしゃべれなくなってしまった。まあ、死なへんけど。

電話番の仕事で声が出せへんって、ほんまシャレにならん。
すみやかに先輩パートさんにお願いして、さっさと休憩室で横になる。

10分ほどでマシになったし、今日は人数も少なくてめっちゃ忙しいので、とりあえず仕事場にもどったら、先輩パートさんは「もういいよ、いいよ、ずっと寝ときー」って言ってくれる。
せっかくのおことばだけど、おもくそ電話が鳴りよるんで、ささやき声でしのぐことにした。

あのね、心臓の具合が悪いときってちっちゃな声ならなんとかだいじょうぶ。
でも、電話でヒソヒソ声でしかしゃべれんっちゅうのがオカしくて、かけてくるお客サンにはたいそう申し訳ないんだけど、笑いがこみ上げてくる。笑うと、よけいに心臓がギクシャクするんだけどなあ。


こーんなにも調子が悪いのは、5日まえのピアノレッスンのおかげです。

まず、1回目にはじめてもらった課題が、ハノン1番、ツェルニー30番の18番、インベンション9番だった。
なので、必死こいて12日間練習した。

▼ツェルニー30番の18番
で、2回目のレッスンのとき、ツェルニー30番の18番を指導していただき、いろいろわっさわっさ注意受けて、その最後にこう言われた。
「じゃあ、これは次でマルになるようにしてください」

は?
「マル」ってなんなん?

ワシ、しばらくずっとその意味がわからんかった。
なんせ、ピアノのレッスンってば44年ぶりっス。
マル…………、も、もしかして「合格」っちゅうこと?!
え~~~っ?! 8日後に合格めざす?

さらに追い討ちをかける先生のひとこと。
「それと、15番も。指使い守ってくださいね」

▼ツェルニー30番の15番
うっ…………そ!
いやあ…………、さすがにこんなに仰天したのは何年ぶりだべ?

ツェルニーっていっぺんに2個やるもんなの?
てか、音大受験ってこげに恐ろしい目に遭うもんなの?

▼で、インベンション9番も弾いた。
いろいろご指導。
最後にひとこと。
「これももう次でマルになるようにしましょう。それから14番も見ておいてください」

▼インベンション14番
…………インベンションも2個ずつ?
そうなん? ふつうそうなん? 音大行くってそうなん?

いや、やっぱしちがう惑星に来てしまったらしい。
音楽の世界に住むかたがたは、カウンセラーO先生といい、ピアノの先生といい、みなさま光速で巡航するのが当たり前のようだ。

ワシはなあ、せいぜい自転車なんやけど。
あ、自転車でもコケて肋骨にヒビ入ったことあったなあ。

それでさ、ツェルニーとインベンション2個ずつ抱えとったら、そら心臓も悪うなりますよってに。
次回レッスンは4月30日、平成最後の日。
いやもう、それまで生きてるかどうかわからんわ。

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