パート面接→3分で不採用、ハローワーク行くも「そんな仕事ありません」って?!

は~い! 今日はパートの面接に行ってきたよっ!!
3日まえに電チャリでわざわざ下見に行っといた会社だよっ!!!

タイトルのとおり、面接はじまって3分で不採用になっちまった。
あああ、履歴書作ってスーツも着て、面接に行ったのになあ……

理由は「力仕事ができないから」。
ワシ、7月下旬から両手とも「母指CM関節症」になっていて、まあ今日の面接にも補装具を装着していった。

そしたら、面接官のヒトが早々に「重いモノ、持てますか? 15kg以上のモノを頻繁に持ち運ぶ作業があります」

「あ、ダメです。いまボールペンもまともに持てません」
「そうですか、残念ですね」

ちーん。

いやあ、求人情報にはそんなこと書いてなかったし。
お互いムダだった。

まあ、どこの会社に就職するにしても、いまこの手の状態で雇ってもらわないといけないので、補装具付けたままで面接に臨んだんだけど。

ただ、不採用になることも予想していたので、会社を出たあとは、ハローワークに向かった。そういう予定だったから、今日は面接もクルマで来た。
ハロワ、遠くなったわ。引っ越したあとも、旧居の市にあるハロワが管轄でさ、むっちゃ遠く感じる。もうさ、クルマないとハロワも通えんがな。

そもそも「手を使わなくていい仕事」がベストなんだけど、え?そんな仕事あるん?

ハロワのスタッフさんに単刀直入に尋ねたら、スタッフさんはしばらく考え込んでいた。
「う~ん、かなりむずかしいですね。あのう、お若いかたなら、たとえば受付案内とかあるんですが、そのご年齢ではムリですね」

ワシ「なるほど、でも立っていたり歩いたりはできます。警備の仕事とかありませんか?」
「なくはないんですけど、やはり男性が採用になりますからね」

スタッフさんはいろいろ検索してくれたものの、やっぱり手を使わない仕事は見つからない。
介護の仕事は高年齢でもできるけど、それこそ手を使う職だからムリ。

キーボードはものすごくゆっくりなら打てるけど、スタッフさん「ふつうのヒトよりそんなに遅かったら、そりゃ会社が困ると思います」

ここであらためて気がついたけど、そうなんや、もともと「手を使わない仕事」ってないんやねえ。
じゃあ、もしずーっと手が治らなかったらどーすんだろ?

スタッフさん「そうなったら、身体障がい者手帳を取ってもらって、障がい者雇用で探すことになります」
ワシ「障がい者雇用だったら、手を使わない仕事がありそうなんですか?」
スタッフさん「いや、……なさそうですね。たぶん障がいに見合った作業所とかになります」

ふうん、事態は深刻だ。
手を使わない仕事ってないなあと思っていたけど、ハロワでもそれこそ打つ手がないんだ。

それでもあーだこーだゴネて検索してもらったが、そのうちスタッフさんの目がウツロになってきた。手を使わない仕事ってないからね、探しようがないみたい。
しばらくすると、スタッフさんにはラッキーなことにハロワの終了時刻になった。

気の毒なので、もうワシはあっさりと「ありがとうございます。助かりました。また探します」と席を立った。
スタッフさんはホッとした様子で「ネットとかでも探してみてくださいね」と言う。

いやいや、ネット見たってないやろっ?! エエかげんなこと言わんといて!と、とりあえずハロワの外に出てから怒りを爆発させる。
ふう、ハロワに行ったらなにかあるかと思たけど、ないんやねえ、手ェ使わん仕事って。

で、けっこう落ち込んでる。
「ああ、ひさびさに落ち込んでるなあ」って、ちょっと感動してたりする。

ああ、ピアノも弾けないし、無職だし、これからどうすんだ?
うん、しばらく絶望しとこ。

「絶望タイム」が終わったら、「起こっていることはつねに正しい」と頷こう。

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