「執着」を手放して、新しいステージへ向かう

心理学ではよく「手放す」というコトバを使う。
「ダンナを手放す」とか「彼を手放す」とか「母ちゃんを手放す」とか「コドモを手放す」とか「仕事を手放す」とか。

「執着」だったら手放しましょう。そうしたら、結果的に自分自身が解放されるよってことっス。

「両手にモノ持ってたら、新しいモノが手に入らない」ともいう。
両手をからっぽにして、はじめて次のなにかに手をのばすことができる。

「手放す」と、次の新しいステージへ進むことができる。

ということで、ワシもこれまでかたくなに執着してたモノを手放すことにした。
それは、あの超絶狭小老朽マンションのことだ。

6年まえ、売り値99万円、16㎡、5畳一間のマンションだ。
その当時、4戸が売りに出ていた。だいたい160~170万円横並び状態だったが、ウォッチしていたら、ある日とつぜん1戸だけ99万円に値下げされた。翌日その不動産屋にすっ飛んで行って、内覧して、即決購入した。

そのあとフルリフォームして自分好みの部屋に造り込んだから、ずっと一生そこに住むつもりだった。

でも、今年4月からピアノのレッスンを再開したら、ワシの人生が大変貌を遂げてしまった。
それまでは電子ピアノでしか練習していなかったけど、どうしてもグランドピアノが欲しくなって、楽器演奏可の賃貸マンションに引っ越して、グランド買っちまった。

だからいま現在、旧居クズマンションの管理費・固定資産税と、新居の家賃とで、2軒分のゼニがかかっている。

で、こないだクズマンションを賃貸に出そうと思って、不動産屋さんに依頼したけど、う~ん、ものすっごく借り手が見つからなさそう。
「来年春まではかかる」って言われたし、もし借りるヒトが出てきたとしても、いつまで住んでもらえるかわからない。

不動産屋への手数料も高額で、最大で149,600円もかかる。
なのに、賃貸料はせいぜいよくて35,000円程度で、約19,000円/月しか利益にならない。もともと投資用マンションだから管理費が13,000円/月とバカ高い。

なぜ投資用マンションの管理費が高いのかというと、家主が全国に散らばっており、かつ高齢化が進んでいるので、管理組合総会にほとんど出席できないからだ。
ふつうのファミリーマンションだったら、たいていは、バブル期に設定された高額管理会社を辞めて、もっと安い管理会社にとっくに乗り換えている。

ワシ、自分とこのマンションの総会に一回だけ出席したことあるけど、来たのはたった4人だった。100戸近いマンションなのにね。

だから、いまから借り手があらわれるのを何ヵ月も延々待ったとしても、利益は月2万円弱なんだよ。管理費高いから。
ワンルーム借りるヒトは退去が早い。一人身だからなにかあったらすぐに出ていってしまう。退去されたらハウスクリーニングも必要だし、場合によっては汚部屋になってて全面改修しないといけないこともある。

ワシ自身が汚部屋こしらえてたから、ま、そうなる気もちはよーくわかるけど。
あと、エアコンや給湯器が壊れたら、もちろんワシが購入しないといけない。

つまり、だ。
超絶狭小老朽マンションなんかで家賃収入を得ようと考えるのは、大まちがいだと気がついた。

うん、それはよくわかった。

それでもなお「執着」があったのは、もしかしたらアソコに戻るかもしれないという思いがわずかにあったからだ。
アソコだったら、15,000円/月で暮らせるし、堂々と自分のウチだという安心感があった。

でもね、もう決して戻らないことにした。
なぜなら、アソコには生ピアノを置くことができないから。

ワシはもう、いま住んでる賃貸マンションに永住するんだ。
グランドピアノと心中しようっと。

[結論] あのクズマンションは売りに出すことにした。

[理由1] クズマンションは生ピアノ不可なので、もう戻らないから。
[理由2] 売ってちょっとでも現金作って、それを大学の学費にしたいから。

さあて、なんぼで売れるんやろ?
6年まえに99万で買うたから、50万? 30万? もしかして10万ぐらいかのう。

それでもええよ。
もうアレは手放すねん。

そいでさ、これからはピアノと生きるのさ。

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