9年かけてようやく「あきらめたコト」

7月下旬から「母指CM関節症」になって、両手の親指付け根が痛くなっちゃった。
それから1ヵ月ちょっとたって、ソコの痛みはだいぶんマシになってきた。

でもさあ、もともと指の関節ぜんぶが痛いんだよね。
ええと、9年まえから。そのころ電子ピアノをはじめて買って、バイエル弾いたらとたんに痛くなった。

以来ずーっと痛いから、「そうか!これは治らへんのや」とこのごろようやく納得した。
うむ、そう悟るまで9年もかかっちまったよ。

いや、自分ひとりでわかったわけじゃない。
ピアノレッスンへ行くたんびに、先生にこれまでの経緯をめっちゃしつこく訴えつづけてきた。

そういえば、整形外科へ何十回も通ったけど、「ピアノ弾くと痛いです」って言っても、どのお医者さんも反応がうすかった。
「手ェ使わへん仕事が見つかりません」っちゅーても、とくにスイッチは入らない。

むしろ整骨院の先生のほうが、熱心に訴えを訊いてくれたし、それに応じた施術してくれて、そのときはちゃんと改善した。
整骨院の先生なんて、手を見ただけで「あ、左手のほうがまだ悪いですね」ってわかる。整形外科とはアプローチがぜんぜんちがう。

けれど、整骨院でもやっぱり「治り」はしなかった。

そして結局、「手のこと」はピアノの先生がいっちゃんよくおわかりだった。
手の不具合については、本当にさまざまな事例を長時間お話していただいた。

先生がおっしゃるには「痛くなるような弾き方ではない」とのこと。
ああ、まえにバイオリン習いはじめて、それもすぐに左手首が痛くなってもうてバイオリンも止めたけど、バイオリンの先生も「フォームも正しいし、どこにも力も入っていないのに、どうして痛くなるのかわからない」って言われていたなあ。

だから、弾き方が悪いんじゃない。
たまたま「トシ取ったら痛くなる関節」を持ってるから痛いんだよね。

で、ワシはピアノの先生にさんざん「こうしたら痛い、ああしても痛い、ハノン1番を1週間目はド~ミ、2週間目はド~ファ、3週間目はド~ソって増やしていっても、やっぱり痛かった」ってしゃべりまくってたらだんだんわかってきた。

あれ?なんかにすっごく似てると思ったら、そう、個人カウンセリングといっしょだった。

「自分でどうすることもできないコト」に、ワシずっと執着してたわ。
「いつか痛くなくなる」って幻想にしがみついとったわ。

で、やっと「あきらめた」。

もうこの手でしかピアノを弾けないってことを受け入れるよ。
でも、ぜんぜん弾けないわけじゃないから。

それでじゅうぶんだよ。
「いま弾ける曲」をていねいにうつくしく奏でる練習をしたらいいだけだよ。

けどさ、音大受験はまだあきらめてないぜ!

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