ついに正式にクビを言い渡された

心理学では「主体的に生きるとはどういうことか?」ってのをたいそう問われる。
主体的に生きるってのはつまり、「自分が自分の人生の主人公になっとりますか?」ってこと。ダレかのせいにしとらんよね?ってこと。

自分が人生の主人公になっていたら、コトバ使いが変わる。
「私」が主語になる。そして「〇〇された」とは言えなくなる。

「ダンナに浮気された」ではなく、「私が、ダンナに浮気させた」が正しい。
「会社にクビにされた」ではなく、「私が、会社にクビにさせた」が正しい。

つまるところ、周囲に起こる現象は「すべて自分が引き起こしてるんだよね」とハラくくって責任取ることになる。

ってなことを、ちゃんと正式に「クビ切り」を言い渡されたとき、感慨深く思い出していた。

今日出勤後しばらくして、ある正社員のかたにまた手招きされた。
そして、ちょうど採用面接のときとまったく同じかたがた、つまり会社のエラいさんと面接時に同席していた正社員のヒトとまた別室で面談っス。

ハナシはスピーディーだった。
エラいさん「しばらく様子を見させてもらいましたが、改善されませんでしたね。個別指導にも力を入れて、こちらもできる限りのことはしましたが。やっぱり辞めていただきます」

▼そして、この用紙を差し出された。

ほぉぉぉ、クビになるってこんなふうに「退職願」まで用意してくれるんやねえ。
ただ、11月末まで待ってくれるという記載になっていて、これには驚いた。ホントはすぐにでも辞めてもらいたいだろうに。

ワシは「ご迷惑をおかけしてホントに申し訳ありませんでした。これまでていねいにご指導いただいたことを無にしてしまい本当にすみません」と深々アタマを下げてお詫びした。

エラいさんはなごやかに、でもキッパリと「いちおう11月末にしていますが、早い分にはちっともかまいません。でも、つぎの仕事を探すお時間も必要でしょう。退職日が決まったら知らせてください。書類を作り直しますから」

クビ切り宣言はすぐに終わった。
それにしても、なぜに!どうして!ワシの人生は毎日「祭り」なんだろ?!

いやあ、それはだな、カウンセラーN先生に言わせると「そういうアトラクションが好きなだけやろ?」ってことで。そうそう、ホンマ、オノレ自身で巻き起こしてるだけっス。

で、そのあと職場にもどったけど、先輩パートさんにものすっごく申し訳なくってねえ。
どうせみなさんにも知れ渡ることだし、今日もまた新しいことを教えてもらうのも気の毒だから、その先輩さんにこっそり「11月末で辞めることになりました」と伝えた。

そのいっちゃんベテランの先輩さんは「そうですか、11月末までなんですね。わかりました」とだけ言われた。それ以上、なにも訊かれなかった。そして、いつもと同じように仕事をつづけられていた。ワシが以前に尋ねていたレジの訂正のしかたも、「今日ちょうどあります。いまからやりましょう」といってあらたに教えてくれた。

三十代なかばぐらいの女性なんだけど、オトナなんだなあとつくづく感心した。

ただ、その先輩さんがあまりにも冷静だったので、ふうん、ということはこりゃ「前例」があるんだろなとも思ったよ。
そう、きっとそのはず。この会社では新人が使いモノにならなかったらさっさとヤメさせる方針なんだろな。

といっても、これまで正社員のかたが長い時間をかけてシミュレーション指導を繰り返してくれた。ワシもワシなりに、たとえば今日もシフト開始より1時間早く行って予習してた。ワシも好きこのんで脳ミソ萎縮させてるわけじゃない。でも、会社は健常者が欲しい。

お互い努力したけど、マッチングせんかったよね。じゃあこういう着地点がベストだよねってこと。

それに、ワシはこの会社がとても好き。音楽に関係のある会社だから。
好きな会社だけに、やっぱり適任なヒトに働いてもらいたい。好きだからこそ身を引こう。

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