セミナーへ行ったときは「モルモット」になるのが好きやねん。
ワシがよく行くセミナーは心理学系がほとんどだけど、そのセミナー中で「公開カウンセリング」とかがあれば、率先して手を挙げることにしとる。
カウンセラー先生が「だれか、相談したいヒトいますか?」と声をかけてくれたら、いの一番にシュバッと手を高々と挙げる。
だって、せっかく行ったセミナーっしょ? ソコで自分の困りごとをカウンセリングしてもらえたらすっごくラッキーじゃん?
でさ、ワシ、「恥」って無縁なんよ。まあ、ちっと言いにくいかなあってことでも、思い切って言っちゃう。基本、人前でパフォーマンスするのが好きなんで、変態チックな悩みでも平気でしゃべりよるねん。
さて、先日の「ストアカ」(ストリートアカデミー|まなびのマーケット)「シンが教える記憶術」セミナーでも、モルモットになったよ~ん!
シン先生が「どなたか『20桁の数字記憶』をやってみたいかた、おられますか?」と言われたので、おっしゃあ、やるぜぇっ!って「ハイッ!」と手を挙げた。
いや、そりゃもうドキドキしたけど、先生がみんなの前でワシに直伝してくれるわけだから、うくく、好奇心のほうがまさる。
そして、じっさいに先生が非常にわかりやすくシステマチックにその記憶術を教えてくださった。
なによりもまず、その明快さに感動したわっ! それに加えてその迫力にも圧倒された。
スゴいヒトがスゴいことを教えるって、それはもう、ピアノのレッスンで毎週味わっているけど、はあ、どの世界でもその感動はおんなじだねえ。
その結果、ほんの数分でその20桁の数字を、このワシが覚えてしまったのだ。ええと、「仕事があまりにも覚えられへん」ってクビになったこのワシでもデキてしもうた。
いまでも覚えている。それは「72025839473141541983」という数字の羅列だ。永久記憶になっちまった。マジで。
シン先生いわく「エビングハウスの忘却曲線なんて、もうまったく無関係になります」
ところが、だ。
ソレってこれから自分ひとりでもできるん?
いやあ、まだできへんねん。まだまだサッパリできまへん。
もちろん、その数字記憶を完全にマスターするにはどうしたらよいか?ということもくわしく教えていただいた。
でもね、自由自在に使いこなすまでにはやっぱりかなり練習せんとあかんなあ。
ああ、おんなじような現象はよう知っとります。
ソレはピアノだす。
ピアノもなあ、レッスンで先生に教えてもらったらその場で弾けるようになるんスよ。あらまあ、どーしてっ?!っちゅーくらいスルスルッと弾けたりする。
でもね、ウチに帰るととたんに弾けなくなる。うへえ。
そこから先は、自力で練習メニューをこしらえてコツコツやってくしかしょうがない。一度はデキてるから感覚は「無」じゃないけど、でもぉ、それを再現しようと思ったら、オノレの努力しか頼るものはない。
けどさ、ピアノは楽しいからね。自分で工夫するのはおもしろい。
そいで、「記憶術」もすっごく気に入っちゃった。数字に強くなりたい。ほかのことも必要なモノはぜんぶ記憶したい。自分が練習してる曲の番号ぐらい覚えておきたい。
なので、いま毎日記憶術の練習もやっとる。ピアノ練習の合い間に記憶術の練習しとる。今日は仕事が休みだったから、「ピアノ10~15分弾く→記憶術5~10分練習」っていうセットを10セットぐらいやった。いやあ、どっちもおもろいわっ! がんばろっと!