ピアニストB氏の直筆サイン入りレコード入手

「ピアニストB氏」というのはワシが途轍もなく好きなピアニストのこと。
ワシなんぞがブログに名まえを出すのは、あまりにも畏れ多いので本名は書かないことにしている。

いや、知ってるヒトはだれのことかすぐわかると思うよ。べつに秘密にしてるわけじゃない。
ただ、ものすっごく好きだったり尊敬してるヒトの名まえって、とてもじゃないけど口に出せないっしょ? ま、そーゆーこと。

ヤフオク!では、ときたまB氏関連の品が出品されてる。B氏の名まえで「アラート」を設定してるから、出品されるとメールが届く。

これまでよく、リサイタルのパンフレットとか落札してきた。幸か不幸か入札するヒトがほとんどいないから、安い値段ですぐ手に入る。

でもなあ、直筆サインが入ったモノはやっぱりけっこう入札が多くて価格も上がってしまった。数年まえだったか、サイン入り写真が出品されてて、あっという間に1万円以上になってたな。B氏が30代のときの写真だった。う~ん、50代以降のほうが好きだから見送った。

そしたら、ここしばらくヤフオク!で「B氏直筆サイン入りレコード」が続々と出品されていた。
なんでもコレクターから譲り受けた大量のレコードらしい。ほかにも有名なピアニストのサイン入りレコードがいっぱい。

▼いっちゃん気に入ったジャケットを落札。1,000円開始で、3人しか入札してなくて、1,400円落札ってのが哀しい。ワシ、とりあえず2,000円で入札しといたのにね。

▼そして、今日届いた。ひええ、まちがいなく直筆サインが銀色のペンで……! 額に入れて飾ろうっと!

▼レコードを目にするのって、たぶん三十数年ぶりかなあ。

そういえば、18才で就職して、はじめてもらったボーナスでアルゲリッチの4枚組レコードを買った。
でも、そのころは演奏者の違いなんてぜんぜんわからなくて、なんとなく有名なピアニストばかりぼーっと聞いてた。

「違い」がわかるようになったのは、40過ぎてから。
シューベルト/ピアノソナタ第21番変ロ長調を、B氏のCDで聴いたら、生まれてはじめて「音の強弱」がわかった。

いま思うと、それまでどんだけアホやねんっ?!っちゅーことやけど、いやあ、ワシ、音の強弱すらわからんかった。
B氏のCDを聴かなかったら、一生あのまんまだったかもしれない。


以前、友だちのKさんに、ワシがこう尋ねたことがあった。

「お金も時間もなにもかもすべて制限がなかったとしたら、やりたいことはなに?」

Kさんは、常々やりたいと言っていることを即答した。
その答えを聞いて、ワシはああやっぱりそう決めているんだなあと感心した。

と同時に、自分のアタマにふいに思い浮かぶことがあった。
そのときとっさに思ったのは、「B氏に会いに行ってお礼を言いたい」ということだった。「音楽の真価をわからせてくれてありがとうございます」って言いたかった。

案外、自分ってそれだけを望んでいるのかもしれないね。

いま、ピアノを弾く理由っていろいろあるけど、はは、B氏のマネをしたいってけっこう強いなあ。そりゃもうおこがましいのは重々承知してるけど、でもあんなふうに弾きたい。あんなふうに主旋律を宙に浮かぶように弾いてみたい。あんなふうにピアニッシモを出してみたい。

「憧れ」って原動力は心地いいね。

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