またしてもカウンセラーN先生のネタになっちまうが、N先生は恋愛・結婚問題が得意なので、先生ンとこへ押し寄せるのは「男問題抱えた暑苦しいオナゴ」ばっかしなんだよね。
ワシ、ソッチ方面からきしダメでね。どっちかっつーと「見た目で好きになるのは女性」なのだ。だいたい美人を目で追ってしまう。でも、じゃあ女性と付き合いたいかというと、いやめんどくさいからソコまでぜんぜん考えてへん。
これはたぶん、ワシが「コドモ」だからだよね。まだ13才で成長が止まってるからパートナー問題はずっと先のハナシなのだ。まあ、コドモのままで寿命が尽きる可能性のほうが高い。
さて、コドモだからこそ、ワシはいろんな「先生」に惹かれるのである。
だいたいこのブログでもいっつも「あっちの先生がああ言ったこう言った」「こっちの先生がなんだかんだ」ってハナシばっかりしとるでしょ? ピアノの先生も含めてね。
アレはだな、心理学的には「『先生』に『親』を投影している」んだよ。
本命は「親」なんだよね。「親に頼り切って安心していたいコドモ」なんスよ、ワシは。
まあそりゃあよ~くわかってるけど、いやいや、まだコドモというポジションから抜け出せない。「おこちゃま」っつー居心地のよさを手放せない。
なので、やっぱりまたN先生のハナシになるんだが、そこに群がるオナゴどもがね、「男から返事がない」「ラインで既読スルーや」「放置されとる」「シャッター降ろされた」とか、年がら年中言うとるんよね。ホンマ、胸焼けするんやけど。
で、ワシずっとそげなオナゴたちの気もちがぜんぜんわからんかった。ふうん、ソレがなんなん? 反応ないってべつに気にせんでええやん? なんか趣味とか楽しんだら?
ところが、だ。
いまのワシって、応募した10社ほどから「反応ない」ねん。
コレってけっこうキツいわ。まだ「不採用通知」のほうがええわ。
「反応なし」とか「放置」って、いやいやこんなにコタえると思わんかった。モヤモヤする。「どっちやねん?」って訊きたくなる。
それでようやくわかったんだよね。あのオナゴたちの気もちが。そうか、そりゃハラ立つわな。
そいでさ、N先生にくだんのオナゴたちがこう詰め寄る。
「N先生! 彼から返事ないんですけど、あいつ、なに考えとるんですかっ?! YesでもNoでもいいから返事すべきでしょ?!」
そしたらN先生は決まってこう答える。
「『返事がない』ってのが、彼の答えなんです。それが返事なんです。そもそもどう返事するかは彼が決めることです」
ああ、そうなんだよねえ。
つまりワシも応募した会社から「せめて不採用通知欲しい」って思ってたけど、そうか、会社は「返事せんとこ」って思てるだけやねえ。
そうっス。「不採用通知を出すか出さないか?」はその会社が決めることでおました。ワシは、その会社をコントロールすることはできへん。
ということは、そうそう、もう結果なんかぜんぜん気にせんと、ほかの会社にバンバン応募したらよろしい。
そうだよっ! まえに職業訓練の先生に言われたことあるよっ!
「トシの数だけ応募してなんぼです」
なので、ようやっと「節分の豆」作戦に乗り出す気になったわ。