これからもしぶとくつづける「人体実験」

最近「ピアノを練習しながらメシを食う」という芸を習得した。

だってさ、今日なんか朝6時45分に起きて、7時45分にクルマで別店へ出勤して、ずーーーっと忙しくて、ウチ帰ったの夜9時半でさあ。

なので、朝飯→卵かけご飯を食いつつ、電子ピアノでヤバいとこ練習する。一口食ったら咀嚼しながら8小節をネチネチ超低速で弾く。コレは十二分によく噛めてカラダにもよい。意外とイケるもんで今朝も15分練習できた。

夜は冷凍チャーハン。こやつも練習しながら食うのに適していて、まあどんどん冷や飯になってくのが難点だが、練習に集中してるとべつにナニ食ってんのか気にならない。ついでに、歯みがきしながらも、左手の練習はできると判明。やれるモンはなんでもやろうぜっ!



体調はちょびっとずつよくなってきた。やっぱり寝ないとダメっスねえ。でも寝られなかったんだよ。中途覚醒はないんだけど、4~5時間で目が覚めちまう。眠剤と安定剤を計5錠飲んでるのにせいぜい5時間ぐらいしか眠れなかった。

でも、昨夜は7時間も眠れて、そしたら日中だいぶんラクだった。毎日このぐらい寝られたらしんどさもやわらぐと思うけど、ま、あんまり期待せんとこ。

それにしても眠剤多すぎ。去年11月には4分の1錠まで減らすのに成功して、よしっ、いよいよ眠剤なしで寝られるのも間近じゃ!と張り切ってた。しかし、その翌月からまた就活祭りをおっぱじめて、そのうちピアノ祭りが大々的に開催されて、まあもう、眠剤の数がどんどん増えていま5錠やねん。

親の介護してたときもやっぱりストレスで眠れなくて5~6錠飲んでたな。それを4分の1錠まで減らしたけど、また増えよった。そんなふうにどうしても眠剤切れないヒトは多いみたいだ。ウチの親もずっと飲んでた。父ちゃんは「眠剤に頼りすぎたらあかん。依存になるのが心配」って言いつつ、べつにそのまんま亡くなった。

ワシの不眠のきっかけは阪神大震災やねん。ウチが半壊してひと通り難儀して2年ぐらい住むとこなくて、そのときから眠剤を手放せなくなった。ってことは、ありゃもう25年間も飲んでることになるっ! なーんだ、いまさらやめなくてもなんも変わらんのう。



さて、ワシの「健康寿命」は、残り16年ぐらいやとわかった。健康寿命って「介護なしで生活できる寿命」ね。しかし、男女問わず70才をすぎると老化が一気に進むという。ならば、70才-58才=12年。つまり、なんだかんだデキるのはあとたったの12年しかない。

ただ「あと12年間」という心づもりができて、なかなか割り切りがよくなってきた。考えないで済むことが増えてきた。眠剤なんかも好きなだけ飲んだらよろしい。いままで25年飲んでたのがプラス12年だったら大したことおまへん。

しかし、ピアノの練習は寸時を惜しんでやるべし。老いに逆らってちょっとでも弾けるようにするってのは、下りエスカレーターを這い上がるみてえなもんだから、とにかく毎日練習するのみだ。

57才から再開したピアノがこれからどうなるのか?
うむ、そういう「人体実験」をやりつづけてみようじゃないか!

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