両親からもらった宝物

今日もイヤでたまらないパートに出勤した。

「え?オマエなに抜かしとんねん? どっから給料もろてんのかわかっとんのかっ?! ボケ、カス、アホンダラっ!」って、みなさんご唱和ください。

いやあ、そういう理屈はまあそーだろーなーと「アタマ」ではちょっとわかるけど、「感情」がついていかねーんだよ。感情、大事でしょ? その感情はだな、「ああ、働きたくねーなー」って言ってるんだよ。

ただまあ、粛々と出勤さえすれば、んー、そこまでイヤじゃないかな。粛々と制服に着替えて、さっさと仕事に取りかかるってのはわりかし当たり前になってきた。なんせ「グズ」だから、やるべきことを一刻も早くやらないと、結局夜おそくまでずーーーっと自分の仕事が残っちまうんで。

ここしばらくお客さんが少なめな感じで、先輩パートさんたちは余裕でゆったり仕事をしているけと、ワシはねえ、全力疾走せんとどの仕事も片づかない。なんかヘン、なんかおかしいのだが、よく考えたら18才のときから「こんなふうにグズ」だったんで、たぶん一生こうなんだわさ。



今日も一心不乱でアタマに血が上って耳鳴りがするほどがんばった。いや、ほかのヒトはだれひとりそんな具合じゃないのだが、うん、もうワシだけずっとこんなん。こりゃもう、仕事がワシのキャパをはるかに超えているからだよなあ。てか、過去のどの仕事もいっっっつもしんどかったから、さすがにココに至ってワシも悟ったよ。

もうさ、いい加減に「接客業」はやめよう。
接客の仕事は高度過ぎる。とっさの判断とか臨機応変とかワシにはムリっ! こんどクビになったら清掃やるぜっ!

それこそ18才のときから接客と雑用をやってきたけど、まあ「向いていない」かもしれないと真剣に考えはじめた。なんでさあ、ドコ行ってもレジ合わすのに、ふつーのヒトの3倍時間がかかるんだろっ?! 自分じゃ全速力でやってるつもりなのに、どこでやってもマジ3倍かかるんだよぉ~

今夜も全エネルギーを注ぎ込んでレジ合わせに没頭した。店長さんに「まだ?」「あとどのぐらい?」「いまなにしてんの?」とか言われつつ、ぜえぜえ、やっと合わしたよ。おかしい。もうこのお店で働きはじめて4ヵ月になるのにこの体たらくだ。

帰り道、真っ暗な田んぼのあぜ道をとぼとぼ歩いているとき、ああ、ワシにとって「ラクにできるなにか」ってあるんだろうか?とぼーっと考えた。



ラクにできるモノ、すーっとできるモノ、う~ん、なんだろう?

そしたらさ、まあそうだね、たぶん音階はわりとすーっと弾けるなあと思った。ホンマ、アレはね、そう苦労することなく何調でもまあまあなんだよね。ま、それはだな、コドモのときの「貯金」があるからだろうね。コドモのときに弾いてたからだよね。

で、それはもう「親のおかげ」だよなあ。べつにワシから頼んだわけでもないのに、小さいころからピアノを習わせてくれたから、いまでも音階はマシなんだよね。てか、音階の「記憶」はかなり定着していて、こんなにもの忘れがヒドくなっても音階だけは例外なんだ。

それは、ものすごくありがたいことで、なんかしみじみ父ちゃん母ちゃんに感謝したわ。

ピアノ、練習しているとホコホコしあわせになる。弾けないんだけどね。まだ手も痛いし鍵盤をしっかり押さえられないし、できないことばかりなんだが、でも楽しい。うれしい。

それはやっぱりあのふたりのおかげ。「ピアノを弾く」「音楽を愛する」というよろこびは、親からもらった貴重な宝物。そんな宝があるんだから、レジ合わせができなくても気にしなくていいか。

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