会いたいヒトにはちゃんと会いに行く

3月からカウンセラー養成講座に行きはじめて、やってみたら、う、どうも向いていない、やる気が出ないと言いつづけているが、なんだかんだでカウンセラー役は5~6回やっていた。そのうち半分ぐらいはリアルで対面でやったかなあ? 残りはZoomでやった。

セッション練習は、さいしょは30分ではじめるが、やっていたら30分なんてあっという間で、本当にきちんと傾聴していたらだいたい90分ほどになってしまう。

相談者役のヒトの話にじっと耳を傾けていると、その変化が興味深い。はじめのうちは「いまちょっと困っている」程度の話であっても、自由に話しているうちに「過去」の話になっていく。小学生ぐらいに戻ったりする。そうなると、つぎに出てくるのはやっぱり親の話だ。

「傾聴」というのは、ただ聴いてあいづちを打つだけなのだが、相談者さんはちゃんと自分で問題の大元を探しに行ってくれる。その変化を見ていると、ああすごいなあと驚いて、へえ、本当にカウンセリングって自分で変わっていくもんなんだねえと感心する。

相談者さんは、セッションが深まってくるとやはり表情が変わってくる。自分の内面と真剣に向き合っているときは、もうカウンセラーなんか見ていない。そんな状態になってくると、長い沈黙がつづいたりする。沈黙への対応はとてもむずかしい。



思い返すと、リアル対面でやっているときは、沈黙がつづいても相談者さんに寄り添えているような実感があった。けれどもZoomでは困った。Zoomを介しておたがい無言で、それでも心を通わすというのは非常にむずかしかった。

ふつうの日常会話ならば、そもそも沈黙状態は気まずいから、どちらともなく適当に話しはじめてやり過ごせるんだろう。しかし、カウンセリングというのはこんなに沈黙があって、それでも集中を切らさずただ相談者を信頼して傾聴しないといけない。

こういうのはやっぱり対面でないとムリだなあとつくづく思った。じっさいに会えていたら、なにも言えない時間でも共有できるのにね。ことばがなくても、なにかしらいっしょに味わっていて通じ合っているものがある。

さて、受講生のヒトも認定カウンセラーのヒトも、私からは遠方のヒトたちが多いので、どうかするとぜんぶZoomで済ませたくなる。でもね、会ってみたいと思うヒトにはちゃんと直接会って話をしてみようかな。自分がカウンセラーになれそうもないからこそ、いまのうちに会っておいたほうがいい。

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