時間とおカネ、なぜ現実から乖離していくのだろう?

いま受講しているカウンセラー養成講座(「ビリーフリセット・リーダーズ講座」/大塚あやこさん主宰)、私は、今年3月~12月までの分を申込み済である。今年いっぱい月2日間受講して、かつ「所定の課題(自主トレの回数、課題図書感想文など)」を終了できたら、ビリーフリセットを使ったセッション(有償でも無償でも)を提供してもいいことになる。

ただし、2021年2月~6月には「プロコース」へ進級できて、その後認定試験に合格すると「ビリーフリセット・カウンセラー」の称号を獲得できる。つまり「認定カウンセラー」になろうと思ったら、来年6月まで勉強しつづけないといけない。

それはもう、プロとしてやるならばそのぐらい勉強して当たり前だよねえ。ええと、最短の場合でも「今年3月~来年6月」→16ヵ月、認定試験なども含めるとたぶん「1年半」の勉強期間になるか。え? 少なくないかね?

たとえば、毎日2時間カウンセリングの勉強をしたとする。2時間×548日(1年半)=1,096時間。えーっ?! それぐらいの勉強でおカネもらっていいのっ?! いや、そりゃさいしょは無料モニターセッションとかからはじめるらしいが、それにしても勉強時間少なくない?


いま受講しているヒトたちは、たぶんほとんどみんな仕事をしている。仮に毎日2時間勉強するのもかなりたいへんだろう。でも、2時間やってそれを1年半つづけられたら約1,100時間に達する。先日たまたま見かけたプロカウンセラーのヒトは「約4,000時間勉強した」と書いていた。

4,000時間のヒトはビジネスとしても大成功しているかたなので、この時間にはきっとビジネスの勉強も含まれている。テキトーに見積もってみると、プロのカウンセラーになるためには約3,000時間ほどの勉強が必要だろうかね?

少なっ!

だってー、ピアノだったら3,000時間でようやく音大受験にかろうじて手が届くかどうかのレベルだもん。今日の時点で「825時間」練習してきたんだよ。去年4月レッスンを受けはじめてから825時間なのだ。1日平均1時間59分だ。なんで1分欠けてるんだっ! ハラ立つっ!


ええと、ピアノって膨大な時間がかかるねえ。3,000時間パート行ったら289万円も稼げるのにね。稼ぐどころか、音大行こうと思ったらさらに1,000万円用意しないといけない。あれ? どう考えても労働時間と練習時間のつじつまが合わない。おかしい。練習すればするほどビンボーになるのはどうしてだろうか?

ま、アレだね。ピアノって要するに「海外登山」みたいな道楽なんだろうね。海外登山は1回100万だからね。モンブラン(標高4,810m)とかそんな感じ。高所登山は少しでも天候が悪いとたちまち遭難に直結するので、現地で好天をじっと待たないといけないから、2~3週間は滞在することになる。なのでモンブラン100万。

でも、ずーっと天気が悪かったらそのまま帰国するしかない。私が知っている50代女性は、1年目→悪天登れず、2年目も→悪天登れず、3年目→やっと登頂で、合計300万ぐらいかけていた。モンブラン1個に300万って。あと、もちろん日本国内でもトレーニングしないといけない。

けど、山ヤはゼニ勘定なんかしないのが当たり前。トレーニングもヘチマも、どっか盛り上がっているとこさえあれば登っているし、塀でもどこでもよじ登りたがるからべつに「努力」とかは微塵も必要じゃない。勝手に登るだけ。そうそう、海外登山もう100回行ってますって妖怪みたいなヒトもいた。100万/回×100回=1億円ね。


いま通っているカウンセラー養成講座でも、積極的にどんどん自主トレして経験を積んでいるヒトたちは、やっぱり「カウンセリングが大好き」なんだよね。好きなコトって努力しないでできるモノだし、すきあらばやってるよね。

はあ、私はいまの時点ではカウンセリングがハシにも棒にもかからなさそうだ。まるっきり勉強する気ないもんね。時間あったらぜんぶピアノに消えてる。で、ピアノ3,000時間なら、おっしゃー、そのぐらいいてこましたるわーって気になれるけど、カウンセリングに3,000時間って到底ムリ。カウンセリングの勉強はたぶんいまで50時間ぐらいかね。

なんだか先が見えてきていいんだか悪いんだかよくわからないが、まあピアノがいっちゃん好きと判明したから、ピアノと心中しときます。

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