パート先に「物忘れ外来の受診結果」を報告しておいた

パート先で、私のことがいろいろウワサになっているらしい。たぶん「ものすっごく忘れてばかりいる」ってことだろう。このごろは「なにを忘れたのか?」ということも「忘れる」ので、まあもうなんでもいいかなあと思って気にしていない。

ここのパートの前のところは、クビになった。勤めて1ヵ月ぐらいだったかな? 「あまりにも仕事ができない。忘れてばかりだ」ということで解雇された。

そういえば、こないだズームで妹と話していたとき、妹が「じっさいクビになるってすごいよね」と言ってくれた。そうだよねえ、もう少し様子見てもらえるかと思っていたから、たしかにショックだった。ある程度は努力していたつもりだったしねえ。

しかし、自分の忘れっぷりがヒドいという自覚も十二分にある。はれ? そういう自覚があると認知症ではないそうだが。ま、去年秋に物忘れ外来を受診した結果、「認知症ではない」と確定した。にもかかわらず、やっぱり自分としては違和感がありすぎる。


なので、妹に「そうそう、クビはコタえたよ。でも、そばにいるヒトが見ていて『コレはおかしい』って思うぐらいの忘れ方だよ。ある意味、クビになってホッとした。ああ、私が抱いてる違和感はまちがいじゃなかったなって思ったよ」

すると、妹は真剣にうなずいてくれた。それがうれしかった。「物忘れ」に困っていても、大半のヒトたちは「そういうこと、だれにでもあるよ」と言う。それはそのヒトたちの思いやりだろうから、「そうですね」と私は無難に返す。まあ、本当にわかってくれるのは妹だけだ。彼女自身も物忘れに悩んでいるから。

私「認知症と診断はされなかったけど、『なにか』はあるんだと思う。『なにか』が生じているはずだ」

いろいろわかってきたが、認知機能のおとろえというのは、単に「物忘れ」のみではない。仕事をしているとよくわかるけど、まず会話がわからなくなる。「意味のあるコトバ」ではなく「ただの音の羅列」にしか聞こえないので、なんのことかさっぱりわからなくなったりする。お客さんとの会話はほぼ全滅で、片っぱしから忘れていく。


また、字が書けなくなる。もうとっくのむかしに漢字は書けなくなっているが、メモを取るのをぜんぶひらがなにしていても、ひらがなすら出てこなくなる。手もうまく動かない。字を書く動作そのものがむずかしい。

先日、ハガキの宛名書きを頼まれたのだが、住所一覧表を見ながら、その住所をハガキに記入するということが至難のワザだった。一覧表は横書きで、ハガキには縦書きにして記入するのだが、その「横→縦」の変化についていけない。むかし宛名書きは何万枚もしたんだけどね。

ああ、これも症状なんだろうなあと感心した。あまりにもむずかしすぎるので、エクセルで横書き作成してある住所一覧表を、もうひとつシートを作って縦書きに変換し、それを印刷してから宛名書きをつづけた。

まあまあやりやすくなった。でも、ひとつの文字のカタチがよくわからないときもある。ハガキを書き損じたらいけないと思うとますます手が動かない。ハガキ15枚の宛名書きに3時間以上かかった。さすがに申し訳なくて、かなり早めにタイムカードを切ったよ。


やっぱりヘンだろ?

なんかさあ、もうパートで働くっちゅーより、リハビリ訓練させてもらってるみたいだ。ほんま最低時給でももらうの悪い。あのさ、作業所とかの工賃は200円ぐらいだよね。そんなんでええわ。

で、なんとなく周囲がかまびすしいので、ちょっとまえに(時期不明)、会社のいっちゃんエラいヒトにラインをしておいた。私は、物忘れ外来をすでに受診していて、「年齢相当よりやや脳の萎縮が見られるが、認知症ではない」と言われたことを、エラいさんに報告したのだ。

強調したかったのは「脳の萎縮」なんだけど、因果関係はわからんのだから、精神科のお医者さんが言ったことをそのまんま書いといた。

すると、エラいさんからではなく、エラいさんの奥さんからラインが来た。「そうだったんですね。でも、認知症じゃなくてよかったですね」


ま、このお返事から察するに、「そうだったんですね」→「本人もおかしいと思って、病院に行ってた。そのぐらいの自覚はあるけど、精神病院に行くほどやっぱりひどい」と私は意訳してみたんだが、どない?

「認知症じゃなくてよかったですね」ってのも、エラいさんと奥さんのやさしさだろうが、ぷぷ、こりゃやっぱし認知症をうたがわれていたんじゃねーの?

今朝、店長さんが私にこそっと言ってくれた。「がんばってるのはわかってる。なるべく助けてあげるから覚えていってや」 ああ、そうか、きっとエラいさんが店長さんに伝えてくれたんだな。店長さんのお気もちがうれしかった。

けれどもなあ、どんなに助けてもらっても「覚える」のがなあ、どうにもこうにもダメなんスよ。しかし、ほっとした。はあ、もうこれで「健常者」のフリをしなくていい。いや、もうバレてるだろうが、いちおう本人はゴマかしてたつもり。


ここのパートもクビになるかどうか? それは私に関係ないことだ。それを決めるのはエラいさんだから。私が考える領域ではない。

なので、私にできるのは、これまでどおりもっちゃもっちゃ仕事をやるだけ。まあ、それと工夫かな? ヒトとの会話でも、100%完全に覚える必要はないわけで、会話中で重要な情報だけでもなんとか察知して、それをメモするテクニックを身に付けるとか。

あああ、もうこんなんじゃ「カウンセラー養成講座」なんて行ってる場合じゃねーよっ! 「認知症未満で仕事デキなくてエラいことなってるヒトをなんとかする講座」とか受講したいわ。

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