9月21日に大塚あやこさんの個人コンサルティングを受けて、あやさんから「ピアノでお金を稼ぐことにしましょう」とはっきり提案された。
いやあ、これまで私はそんなの微塵も考えたことがなかった。ハナからダメだと決めつけていた。まあ、音楽関連のパートは行ったんだけどね。そう、去年クビになったパートは音楽に関係のある会社だったんだよね。
でも、1ヵ月で解雇されちゃった。そこでもぜんぜん仕事を覚えられなかった。ちなみに仕事の内容は接客だった。あと、だいぶんまえに楽器店のパートに応募して書類選考で落ちた。ま、書類が通らないとこなんて何十社もあったけど。
こんな調子だったから「ピアノ関連の仕事をする」なんて、ただの一度も思い浮かばなかった。根本裕幸さんが言っていた「ライフワーク(ピアノ)を支えるためのライスワーク(メシの種)」をどうするか?ばっかり延々と悩んでいた。
それだのに、あやさんは「ピアノでお金を稼ぐこと」をちゃんと考えてみましょうと言われる。「たとえば初心者のかたに教えるとかですよ。それに、春子ちゃんは伴奏が向いていると思います。伴奏のお仕事、なにが考えられますか?」
それをお聞きしたときは、とっさに「いやいやいや、そんなん私にムリでしょ。伴奏とかってめっちゃ初見できないとあかんでしょ?」なんて思い浮かんだけど、まあでも、どんな職種でもピンキリだから、「とりあえずキリでええからとにかくやってほしい」ってヤツもあるよな。
などとつらつら考えていたら、一週間ほどしたら「うん、じゃあピアノを仕事にしよう!」という気になった。具体的にどうしたらいいか?なんて、ネットで調べたらいいよね。
それにしても「ピアノで食べていく」って、すごい発想だなあ。けれども、いま現在「自動的に好きこのんでやっていられるモノ」って結局ピアノだけなんだよね。カウンセリングの勉強はぜんぜんできないのだが、ピアノは勝手に弾いとるわ。
それに、あやさんのセッションや「ビリーフリセット・リーダーズ講座」のおかげでどんどん身軽になってきたし、ピアノのレッスンも「粉末ダシ」とか言われつつも、けどまあインベンションとシンフォニアも終わったし。
「どんな曲が弾けたら→ピアノで稼いでいい」ではなくて、「いまのレベルで→なにか提供できるものはないか?」って考えてみよう。
さて、いまのパート先では相変わらず毎日失敗ばかりしている。もうじき1年になるというのにまったく慣れない。これはもう「向いていない」んだろうね。周りのひとたちに迷惑かけどおしだ。
でも、このごろは気にならない。失敗しても注意されても、なにがあったのかすぐさま忘れていく。以前は「もっとちゃんとできるようにしなきゃ」とか「少しでも覚えなきゃ」とあせっていたのだが、ここしばらく「ま、なんでもいいか」とぜんぜん引っかからなくなってきた。
なので、今日もたぶんなにかやらかしていたんだろうけど、もうなにがあったのかもアタマに上らない。
それよりピアノだな。ピアノでなにができるのか、そっちのほうがはるかに大切。