もひとつ裁判とか億単位で貢ぐとか|波乱万丈にもほどがある

ラインって、あとで読み返せる。すると、オノレがいかに「傾聴」できていないか、つまりどれほど自分勝手かが、すっごくよくわかって激しく後悔する。昨日妹からラインがあったのだが、やっぱりなにかしら「わかってほしい」からラインしてきたんだよね。

とくに、妹はすごく遠慮がちだからストレートに困っていることを話せない。だから、それこそ傾聴してちょっとでも寄り添ってあげられたらいいのに、あとでラインを見返すと、自分がぜんぜんできていないのが丸わかりだ。

そりゃまあ四六時中傾聴でなくてもいいけど、やっぱり悩んでいることをピンポイントで察してみたい。これは、べつに妹のためだけじゃなくて、自分のためにだ。自分の感情にもひとの感情にも敏感になりたい。

いずれにしても、昨日失敗だったから今日あやまりのラインを妹に送った。そしたら、やっぱり次の職場で、外出できないということがたいへんそうだ。妹は持病があるのでどうしても月1回通院しないといけないのだが、許容範囲はその1日だけらしい。


といっても、そういう勤務体制が最善だと決めているのは妹自身なので、そうであれば、ちゃんと信頼して「たいへんだけど、りっぱな志だからがんばってね」と私は答えた。

でも、ほんとはいろいろ言いたくなる。しかし!ここでごちゃごちゃ介入したくなるのは、じつは「私の問題」なのだ。「私が、無価値感を抱えている」から、ひとにアドバイスしたくなるのだ。あ、ちょっとはしょりすぎたかな?

無価値感とか劣等感を持っているひとって、「なにか役に立てた」という実感をすごく欲しがる。ひとから感謝されたりお礼を言われることによって、やっと「自分は『役に立てる』から、存在していていい」と思えるのだ。

やたらアドバイスや説教したがったり(私がそうだ)、すぐにおせっかいを焼くひとというのは、だいたい無価値感を持っている。劣等感もあるから、アドバイスなんか垂れるとひそかにマウンティングもできていい気分になれる。(それが私)


さて、今日はそのあたりをしっかり自覚していたから、あっさりクリアできた。つまり「妹がそういう働きかたをしたい意志」を大切に思えたよ。

でも、またあらたな事実が判明。彼女、もひとつ裁判(訴訟)かかえるらしい。

妹「あ、調停は不調になる見込みなので、訴訟になります」
私「ごめんね、調停と訴訟の区別がわからない。でも、少しでもお金取れたらいいね」
妹「調停は、お話し合い。訴訟は、喧嘩。ざっくり言うと」

ふうんって思ったけど、ちょっと待て。T子ちゃん、それ何個めの裁判っ?! 私が聞いてるだけでも4つか5つぐらいっ?! いつだったか「あの裁判はどうなった?」って訊いたら、「ああ、あっちのヤツはいま最高裁。最高裁は本人行かないでいいからラクよ~」っつって、うどんすすってたよなっ?


ふつうのひとは、そないにぎょーさん裁判沙汰にならないよなっ?!
ふつうのひとは、22回も引っ越しせえへんよなっ?!
ふつうのひとは、何億も貢がないよなっ?!
ふつうのひとは、他人に家3軒も買わないよなっ?!

ま、それでいくと「月1日しか外出できない」みたいな勤めかたってのも、ミョーに納得できてしまう。すべてにおいて「針が振り切れる」のが妹なんだよね。まあ、それだけ大容量のキャパがあるわけで、しかも「変化が好き!」だから、つぎつぎ大イベントを繰り広げるのだ。

T子ちゃんは、今生「よしっ! ジェットコースターみたいな人生を楽しむぞ!」っておもくそ気合い入れて生まれてきたんだろうね。なんかそこらへんのカラクリがちょっとわかってきたよ。


でも、彼女、仕事はほんと好きなんだよね。
妹「ずーっと面白いことが続くんだよ!永遠に!」
私「仕事楽しいって、いやあ、うらやましい」
妹「おねえは気の毒だなぁ。合う仕事に巡り合ってないんじゃない?」
私「いや、仕事に関しては、スネてるから。それだけ」

まあもう、おたがいにね、ドンパチやってるのは自作自演だからね。はい、私もそろそろシナリオ書き直そう。

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