受講中に生じた「大変化」を振り返る|ビリーフリセット・リーダーズ講座 第9講 1日目 その4

将来カウンセラーになりたくて「ビリーフリセット・リーダーズ講座」を受講したというのに、はじまってからわりとすぐ「ベーシック」中に挫折してしまった。

月2日間の講座そのものは毎回非常におもしろくて楽しみだった。私は大阪に住んでいるので関東まで新幹線で通い、ホテルで一泊することになったが、もともと山登りで移動に慣れているのでどうってことなかった。

なので受講はワーク(傾聴やカウンセリングの練習)も含めて本当に充実したときを過ごせたのだが、所定の課題をこなすのがものすごくたいへんだった。まあ、この妙なブレーキがかかるのは「『ベーシック』のころ、やる気がなくてウダウダしていた理由|ビリーフリセット・リーダーズ講座 第9講 1日目 その3」で書いたように、じつは「自我」のワナでもあった。

けれども、9月に「アドバンス」で合宿が行なわれたとき、事態は大きく転換する。


海のすぐ近く、絶好のロケーションで行なわれた合宿では、受講生さんたちと一気に親密になれた。私はこれまでも過去に、心理学合宿セミナーはあちこち何度も行ってるんだけどね。でもダメだった。だれとも親しくなれず疎外感がつのるばかりだった。

けれども、このときの合宿は様子がちがった。ベーシックでお互いに自主トレーニングをしてきたからだろうか、それとも大塚あやこさんを信頼して慕って集まったメンバーだからなのか。

なぜか私はとても居心地がよかった。「嫌われる」と思ってビクビクしないでいられた。みんなにとてもやさしくしてもらってすごくうれしかった。そう、だからそのころからやっと「すなお」になりはじめた。「自分を出しても否定されない」シェルターみたいな空間だったからだ。

そんなあたたかく、しかし心の奥深くにある「見たくない領域」にも潜らないといけない厳しさもある合宿で、私は根底から揺さぶられてしまった。「エンプティチェア」というワークを実習しているとき、親に対する感情が爆発してしまったのだ。大噴火。父ちゃんに対して大声で怒鳴っちまった。


結局、この合宿セミナーを機にふしぎなことが立て続けに起きるようになった。べつに大した行動をしているわけじゃないのに、勝手に「気づき」が雷のように落ちてくる。私が親に抱いていた復讐心の実体が見えたり、ずっとうまくいかない「仕事さん」の正体が判明したり、あらたな「怒り」が噴出したりと、やたらめったらいろんなモンが降ってくる。

とくに「エンプティチェア」はやればやるほど、「この世のすべては、本当は自分」ということに行き着く。リアル母ちゃんなんて、じつはいない。「いる」のは、私のなかに「内在する母ちゃん」のみである。で、「内在する母ちゃん」ってのは「自分の一部」なのだ。

つまり、私はこれまで延々と母ちゃんと父ちゃんがあーだこーだをやってきたつもりだったが、じつはリアル両親が相手ではなかった。「自分自身」を相手にずーっと戦っていたのだ。半世紀以上、自分相手にドンパチやって内戦状態だったんだよ。

そりゃ疲れるよね。エネルギー使い果たしてやる気も出えへんわな。


エンプティチェアでいろんなモノが見えてきて、あ、ほんと目の前の「空のイス」にふぅーっと見えてくるんだよ。ひとの姿とか火の玉とか。だれでもそういうものを見ることができる。しかし、その姿は「自分のなかに存在する」からこそ幻影としてあらわれてくると得心した。

そうしたらさ、結局、だれのことも「本当の姿」は見ることができないんだよね。自分で「Aさんはこういうひとだ」と思っているときって、じつは自分の心のなかに「Aさんらしき塊」みたいなのを作っていて、その塊をチラッと見て「うん、Aさんはこんなひと」って思い込んでいるだけなんだよね。

それさ、それに気づいたら、私ってだれのことでも「そのひとの魂」なんてこれまでぜんぜん関心がなかったんだなあってわかった。「そのひとの魂」が存在することすらまるっきりわからなかった。

私がずっと気にしていたのは「そのひとが、私を好きかどうか?」だけだった。まるで親代わりのように「じゃんじゃん愛情を注いでくれるかどうか?」しかアタマになかった。


当然そんな他人はいないから、全人類に対してハラを立てていた。おまいら、なんで私を大切にせんのじゃーっ?!ってスネまくっていた。

ふう、さすがにそんなことするために生まれてきたんじゃねえってわかったきたよ。

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いまはね、まず自分の魂を眺めたい。そしてそれから、ほかのひとの魂はどんなんかな?って見てみたい。

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