楽譜は読めたほうがいいのか?

パートの仕事はぜんぜん覚えられなくて、いまだ周囲に迷惑をまき散らしているが、まあ本人は気にならなくなった。ぼちぼち改善しよう。

さて、歩留まりが小マシなのはピアノだったのに、1月の発表会で大チョンボして、うわ、ピアノもあかんか?と蒼くなった。それ以降、ピアノについては慎重になってたはずなのに、こないだのレッスンでスケール・アルペジオがわからなくなった。

そもそも、先週何調の課題が出されたのかを忘れてしまった。なんかしんどかったんだよ。練習記録を見たら4回しか弾いてなかった。ざけんなよ。

で、レッスンでハノンをまじまじ眺めたらト長調らしいと判明した。だけど、弾く前にドイツ語で調名を言わないといけない。そしたら「G dur」の「G」が読めなくて困った。


あのー、大むかしね、小学3年か4年のころ、いちおう「ツェー、デー、エー、エフ、ゲー、アー、ハー、ツェー」ってのは習ったんよ。しかし、そのころから「上がるのしか言えへんわ、下がってくるのムリや。いっこずつもあかん」って思ってた。

いっこずつがあかんのはもちろんいまもそうで、しゃーないから「ト長調ってことは、ソからはじまるやつだな。ソは5番目だから、ツェー、デー、エー、エフ、ゲーで、そっかー、たぶん『ゲードゥアー』だな」と、ずいぶん長い沈黙のあとに「ゲードゥアーです」とボソボソつぶやいてから弾きはじめた。

だが、「ソ」ではじまるのはともかく、え?どこに♯がついてたっけ?と弾きながら考えたら、おもくそギクシャクした。お、おう、ファに♯か、うしろのほうでよかった。ギリギリ間に合ったけど、先生からめっちゃダメ出しをいただいた。

まさか「どこに♯ついてるか忘れてました」とも言えず、もう一回弾いたらこんどはマシだった。先生「さいしょからそのように弾いてくださいね」


♯いっこついてるヤツぐらい、どこが黒鍵か覚えてたのにねえ。ついに落ちましたのう。スケール・アルペジオは2周目なんだが、ちーん。

だいたいあんまり楽譜見ないんだよね。てか「楽譜を見ながら弾けなくて」、もとい「鍵盤をジロジロ見ないと弾けない」。だから、スケールも楽譜見ながら弾くってやれない。なんとなく手のカタチとか鍵盤の見た目でウロ覚えで弾いてしまう。

これ、あんまりよくないんだろなあ。楽譜読めるようにせんとなあ。いまからなんとかなるかのう。

しかし、だ! こないだからバッハ:フランス組曲第6番で、よっしゃ! まず左手の暗譜だぜっ! そいで左をドレミで歌いながら両手で弾けるようにしたるわいっ!と、猛烈に気合いを入れて、しかも大好きなガヴォットだから、ほんまに左手丸々ドレミで歌えるようにしたら、あ、なんかちょっと楽譜読めそう!


そっかー、ドレミで歌う練習したらわりと楽譜わかるかもっ! (おまいは、いまごろなにをゆうとるっ?!)

まあね、初見でなんか弾く必要ってないから楽譜が読めなくても問題ないか。楽譜が読めるメリットって「聞いたことがない曲」を弾くときだけじゃねーの?と思ってた。だってほとんど読めない状態でもこれまでなんとか間に合ってるもんね。

でもぉ、そうそう、「いままでやらなかったことをやってみる」ってすごくいいことかもしんない。なので、これからまずバッハで「楽譜を見ながら、かつ鍵盤を見ないで弾く」という練習を取り入れてみようかな。

いまちょっと思いついたけど、「ぜんぜん聞いたことのないバッハの曲を初見で弾いてみる」とか、鼻血が出そうな企画もやってみようか、はは。

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