ちっともウマくならないけどピアノが楽しい理由

ピアノのレッスンを再開してから、もうまもなく丸2年となる。それ以前にレッスンへ行ってたのは、13才のときだったから、ねえ、44年ぶりの再開だったんだよね。

さて、2年ほど習ってみてどうだったか?というと、まず「すーっと弾けるようになんかぜんぜんならんわっ!」

あのー、楽器の習得ってめちゃくそたいへんっすねえ。これでもいちおう毎日2時間ほど練習しとるけど、まあもう、上達なんてせえへんで。いつまでたってもヘタクソのまんまやで。

こんなにヘタなのは、まあやっぱし年齢だわさ。来月には59才になる。つまり57才から再開したのだが、そんな時分から「身体を使うなにか」をはじめても、変化なんて「ごく微弱」なのだ。

それは、じつは先生のご様子からもうかがえる。うん、なんとなくね、「ああ……」って感じなんよ。そりゃ同じトシでも個人差はあるだろうけど、少なくとも私の場合は「ああ……」なんだよね。うん、自分でも「ああ……」って思うなあ。


なので、このごろは「いつかウマくなる」なんてことは考えなくなった。で、「ウマくなる」とか「ひとに聴いてもらう」とかじゃないなあって思う。

そうじゃなくて、「弾きたいから弾く」なんだなあ。それなんだよね。やりたいからやる。そいでね、「バッハを弾きたい」んだよね。なんか異様に突出してバッハが好きなんだとわかってきた。

▼バッハ:フランス組曲第6番ガヴォット
あたしゃ、ガヴォットが大好きなんだよね。踊り全般好きだから、舞曲を集めた組曲はどれもむっちゃ好き。


▼ガヴォットはこういう踊り。ルイ14世のころとても流行っていて、宮廷舞踏会の最後に踊られた。左から2人目がルイ14世役だよ!

この動画は「時空の旅 バロック・ダンスファンタジー」というDVDの一部で、フランスの宮廷舞踏会を描いたシーン。もうこのDVDが底抜けに好きで、ガヴォットも100回ぐらい見てるなあ。

だのに気分が落ちててさ、フランス組曲第6番ガヴォットが出されてから5日間しか練習できなかった。まず指使いをむりやり決める。そのあと、左手の暗譜をやってみた。この曲はそんなにむずかしくないし、左手暗譜は意外とおもしろい。

それから右手を練習して、さて両手!ってやったら、ありゃあ!めっちゃ楽しいじゃん!! しかも左手パートがちゃんとべつに聞こえてくるよっ!
っとまあ、おもろくなっちまって、毎日ガヴォットばっっっかし練習してもうた。またまた呑兵衛みたいに「あと1回だけ、う、あと半分、う、あ、一小節だけでも」とか際限なく弾いてしまう。


それに舞曲だしDVDも見まくってるし、練習しながらケツで拍子取ってノリノリでござんした。ウチでしかできねーけど、ケツで拍子取んの、よろしおまっせ!

そしたらね、今日のレッスン、ガヴォットだけ合格になったよ。(ケツは振ってない) フランス組曲やりだして、一週間で合格になったのはこれがはじめて。

つくづく思ったけど、「好き」っていいもんだねえ。

んで、ちょっと前にうっかり平均律の楽譜注文しちゃってさあ。今日手元に届いたが、パラパラ見てたらどれもこれも弾きたいのばっかしで半狂乱でごぜえます。

う~ん、こんなにバッハにハマるとは……人生わからんもんですたい。
ま、ヘタでかまわなくて、バッハ弾けたらそれだけでしあわせだね。

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