ピアノレッスン第122回 記録 |【悲報】けっこう練習したのにズタボロだった

「イチから工事やり直し」という文字と、「工事」のイラスト ピアノレッスン記録

いちおう練習時間は増えたのだ。

しかしねえ、昨日さらっていて、とくにモーツァルトソナタが、あまりにヘタすぎてゲンナリ。

どうヘタなのか?

なんかどの音もこの音も「しっくりハマッてくれない」のよね。

弾いていて、ちっともきれいじゃなくて、それが気色悪くて、とりあえずちみちみ練習。

モーツァルト、昨日もおとついも2時間やったけど、ぱっとしない。

お手数ですが、どれかをポチして → またお戻りください。とっても励みになります!
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 一人暮らしへ にほんブログ村 シニア日記ブログへ にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ
1日当たりの平均練習時間
レッスン日 平均練習時間/日
2021/12/07(火) 2時間40分
2021/12/15(水) 2時間52分
2021/12/21(火) 2時間27分
2021/12/28(火) 3時間05分

ようやく「発表会前らしい」練習時間になったきた。

しかし、内容が伴わない。う~ん。


ハノン

ハノン40番│半音階│長3度で始まる両手の反進行、1-5小節│合格

ハノン40番│半音階│長3度で始まる両手の反進行、1-5小節

ハノン40番│半音階│長3度で始まる両手の反進行、1-5小節

1回目弾いて、先生から「もう少し微笑んであげてください」と言われる。

薄ら笑いしながら2回目弾いたら、合格。

嬰ハ短調スケール│合格

ハノン39番 嬰ハ短調スケールの楽譜、1-4小節

ハノン39番 嬰ハ短調スケールの楽譜、1-4小節

スケールは、先週から「3周目」。

3周目は「苦手な調を選んで練習」とのことで、先週は嬰ヘ短調、今週は嬰ハ短調。

↑などと、いまブログに書いているが、ほんまは先週も今週も「何調」やってるか、楽譜を見ないとわからない。

いま使っている楽譜 ハノンピアノ教本 全音ピアノライブラリー



バッハ:フランス組曲第3番 サラバンド│9回目のレッスン

バッハ:フランス組曲第3番 サラバンドの楽譜、1-4小節

バッハ:フランス組曲第3番 サラバンドの楽譜、1-4小節

▲さいしょの4小節がむずかしい。

ここしばらく、この4小節だけでも1日50回以上練習している。

にもかかわらず、やっぱり出だしが「慎重すぎてテンポが合っていない」とのこと。

そうしたら、先生がとてもいい方法を教えてくださった。

「発表会で、舞台袖から出るときに、▼ここを歌いながら歩くんですよ」

バッハ:フランス組曲第3番 サラバンドの楽譜、21-24小節

バッハ:フランス組曲第3番 サラバンドの楽譜、21-24小節

「そのままの状態で座って、その流れに沿って弾きはじめてください」

ああ、なるほど。

出だしって、「沈黙を破る」のが恐ろしくて、いつも困っていたけど、呼吸(ため息を吐き終わるとちゅうではじめる)に加えて、そういうやりかたもあるんだねえ。

▼9小節│3拍目のトリルを増やすことに。

バッハ:フランス組曲第3番 サラバンドの楽譜、9-12小節

バッハ:フランス組曲第3番 サラバンドの楽譜、9-12小節

これまで → ファソ│ラソラソラソファソ│ラー

これから → ファラ│ソラソラソラソラソファソ│ラー

すいません、音符を書けなくて。カタカナで書くとエラいわかりにくい。

しかし、トリルを増やすのは、ここ一ヵ所だけ。

ここは長調なので、少し華やかに。

先生は、ほかの箇所もいろいろ検討してくださったが、「こんなところのトリル増やすと、まるでおばちゃんみたいになりそう」とつぶやかれた。

え? おばちゃんみたいなトリルって?

先生「やっぱり節度を保つのは大切なんです」

あ、う、そっかー、トリルできてます!入れられます!みたいなのは、おばちゃんなのかー。

あと、いちばん最後の音は、もう少し短めに。

こういう「余韻の節度」も、教えてもらわないとわからないもので。

なんでもそうだけど、「やり過ぎ」は押しつけがましいもんだね。

いま使っている楽譜 春秋社版 バッハ集 3



モーツァルト:ピアノ・ソナタ第4番K.282 第1楽章 変ホ長調│12回目のレッスン

モーツァルト:ピアノ・ソナタ第4番K.282 第1楽章 変ホ長調の楽譜、1-3小節

モーツァルト:ピアノ・ソナタ第4番K.282 第1楽章 変ホ長調の楽譜、1-3小節

昨日あれだけヘタクソで、そんなの、一晩経っても変わらなくて、いや、ひどい演奏だった。

先生「どうされました? おうちでいろいろ試してみたんですか?」

う……、試したわけでもないし、練習していないわけでもないし。

「今日は安定していませんね。方向がバラバラでまとまりもない。音抜けも多かったですね」

そして、これまで何度も注意されていることだが、「左手が大きすぎる」こと。

「左手は、もっとおだやかに寄り添うように」

ああ、そうだよねえ。

「左手をなんとかしよう」と欲張りすぎているんだ。

そうだそうだ。その「欲」で、いびつになってるんだな。

▼5小節、6小節のトリル、変更。

モーツァルト:ピアノ・ソナタ第4番K.282 第1楽章 変ホ長調の楽譜、4-6小節

モーツァルト:ピアノ・ソナタ第4番K.282 第1楽章 変ホ長調の楽譜、4-6小節

これまで → ファミファミ│ファミファミ│ファミファミ│レ ミ │レー

これから → ファ~ミ│ファミファミファミファミ│レ ミ │レー

すいません、なんのことかわからんですよね、これじゃ。

▼たまたま見つけたけど、この内田光子さんの試聴の箇所、ちょうどこのトリルのところが聴ける。

Mozart: Piano Sonata No.4 in E flat, K.282 – 1. Adagio│内田光子

こんなふうに弾くの、超むずかしいけど。

なんか私がトリルがんばると、それこそ「おばちゃんトリル」になりそうで。

▼15小節│最後の4音、つぎの変化を示唆するように、ため息をつくような感じで。

モーツァルト:ピアノ・ソナタ第4番K.282 第1楽章 変ホ長調の楽譜、14-15小節

モーツァルト:ピアノ・ソナタ第4番K.282 第1楽章 変ホ長調の楽譜、14-15小節

私は、どうも左手でいらんことしようとしてるなと気づいたので、あらためてお尋ねしてみた。

▼【質問】4小節・5小節、左手fの部分、1音目を大きくしたほうがいいですか?

モーツァルト:ピアノ・ソナタ第4番K.282 第1楽章 変ホ長調の楽譜、4-6小節左手

モーツァルト:ピアノ・ソナタ第4番K.282 第1楽章 変ホ長調の楽譜、4-6小節左手

先生は少し弾いてくださって、即「いらないです」とのこと。

ああそうなんだ。

そういう小細工たくらんでごちゃごちゃやるから、いけなかったんだ。

いま使っている楽譜 モーツァルト: ピアノ・ソナタ集 第1巻/ヘンレ社/原典版



ツェルニー40番の23番│1回目のレッスン

ツェルニー40番-23番の楽譜、1-6小節

ツェルニー40番-23番の楽譜、1-6小節

「ラミレミシド」 → 「ミレミ」のあたり少し明るめに。

左手「ラードーファーーシーレーミーー」は、一息に歌う。

そのためには、とちゅうで左手を脱力しないように。

▼35-36小節│左手、タンタンタンと刻むのではなく、一音目に重みを乗せ、下降していくのを感じられるように。

ツェルニー40番-23番の楽譜、35-37小節

ツェルニー40番-23番の楽譜、35-37小節

▼ええと、私は右手「ラミレミシド」を「1-5-4-5-2-3」では弾けない。

ツェルニー40番-23番の楽譜、1小節

ツェルニー40番-23番の楽譜、1小節

そうではなく「1-5-3-5-1-3」という指使いにしている。

かなり指が短いようで、黒鍵に届かない指がずいぶんある。

全面的に指使いを変えるのがタイヘンだったものの、まあ変えたら弾けなくはない曲。

いま使っている楽譜 ツェルニー40番練習曲 全音ピアノライブラリー



今日のレッスンを振り返って

モーツァルト、基礎工事からやり直そうと思う。

片手練習みっちりして、右手の歌わせかたを見直し、左手を「伴奏」に徹しさせる。

それ、本気でちゃんとやってみよう。

なんかレッスン行くたびに、大事件が発生して、どんどんおもしろくなるのであった。

う~ん、延べ600山を凌駕するおもしろさだっ!

同じカテゴリーの、つづきはこちら
還暦目前になって、ようやく気がついた事実│私はこんなにバカだった
グーグルカレンダーで「時間割」作ったら、ピアノの練習 4時間をあっさり確保できるようになった。 30分単位で、ピアノ → 雑用 → ピアノ → 雑用、と回すのが、うまくハマッた感じ。 ただ、雑用には「ネットでの小銭集め」が含まれ...
同じカテゴリーの、前回はこちら
「7割でいい」なんて、ピアノでざけんじゃねえ
うんと寒くなると、天気予報を見る。 ふだんは、めったに見ない。 基本的に、天気に興味がないのだ。 以前、気象予報士の資格を取ったが、いまはべつに天気予報なんか見ない。 むかし頻繁に山に登っていたころは、「晴れ → し...
タイトルとURLをコピーしました