ピアノレッスン第125回 記録 |驚きながら弾くのがモーツァルト

「驚いてもらうには、まず自分がびっくりしないと」という文字と、「驚いている顔」のイラスト ピアノレッスン記録

レッスンが、たまに2週間後になると、ものすごく間があいたように感じる。

しかも今回は、とちゅう発表会をはさんでの2週間なので、そりゃもう時間感覚がおかしくなっちゃって、前回から1ヵ月ぶりか?と思うほど。

加えて、今日はじめて、先生から発表会の講評をうかがうので、うう、また緊張するなあ。

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1日当たりの平均練習時間
レッスン日 平均練習時間/日
2021/12/28(火) 3時間05分
2022/1/04(火) 2時間45分
2022/1/11(火) 3時間09分
2022/1/25(火) 3時間05分

うむ、発表会前後らしい練習時間だ。

発表会前 → 泥縄で追い立てられて、練習が増える。

発表会後 → 発表会でみなさんが猛烈にうまいので、それなりに奮起する。新曲3曲(ツェルニー、バッハ、ソナタ)でてんてこ舞い、必然的に練習が増える。



発表会について

まずは、発表会のお礼を申し上げると、

先生「よかったと思いますよ。ちょっとガタガタしたところもありましたが、落ち着いてきたあとは、よくなりましたね」

う……、あ……、そ、そうなんでしょうか。

バッハ│トリルのミス → その後ガタガタ意識不明 → モーツァルト│徐々に意識が戻ってくる、というのが、本当によくお分かりで。

そのあと、先生は「来年のこと、再来年のこと」についてお話してくださった。

かなり先なので、どうなるのかわからない。くわしくココに書けなくて、すみません。

しかし、再来年なんて、生きているかどうかもわからんと思っていただけに、う~ん、こないなババアが「未来」を描いていいものだろうか?

だいじょうぶでしょうか?

もうじき60のバアサンなんですけど。

いやいや、そんなふうに先々まで、ピアノを楽しめるように考えてくださっているとは、本当にありがたいことです。



ハノン

ハノン22番│1回目のレッスン

ハノン22番│1-2小節

ハノン22番│1-2小節

なめらかさが足りなくて不合格。

もっとやわらかく、あたたかく、明るい音で。

変ロ短調スケール│合格

ハノン39番 変ロ短調スケールの楽譜、1-4小節

ハノン39番 変ロ短調スケールの楽譜、1-4小節

「苦手な調を選んで練習」シリーズ、その5。

嬰ヘ短調、嬰ハ短調、嬰ト短調、変ホ短調のつぎとして、今週は変ロ短調。

そうそう、レッスン直後に、教わった内容をばーっとメモ書きするノートがあるにはあって、そのエッセンスを書いているのがこのブログ。

楽譜の画像をいちいち貼っているのも、本人がすぐわからなくなるから。

何調をどんな順番でやったとか、ブログに書いておくのが、いっちゃんわかりやすい。すぐ忘れるけど。

いま使っている楽譜 ハノンピアノ教本 全音ピアノライブラリー



ツェルニー40番の24番│1回目のレッスン

ツェルニー40番-24番│1-2小節

ツェルニー40番-24番│1-2小節

この24番、むずかしい。

それなのに、手が冷たいせいか、うっかり早めのテンポではじめちゃって、音がころぶころぶ。

もともと速く弾けないから、あまりころぶ経験はないのだが、今日はころびまくってどうしようかと思った。

意のままにならない右手の暴走にギョッとしたわ。

▼左手にたくさん出てくるふたつ並んだ和音

ツェルニー40番-24番│1-8小節

ツェルニー40番-24番│1-8小節

1音目│軽くテヌート、でもやわらかく → 2音目│ちょっとだけリズムを与えてスッと取る

けれども、6小節の最後の和音だけ例外で変える。




▼21-24小節

ツェルニー40番-24番│21-26小節

ツェルニー40番-24番│21-26小節

スケールの上行では上に行くにしたがって軽くして、いちばん上を感じたら、そのまま自然に降りてくる。

当たり前のことができていない。

▼39-41小節│難所

ツェルニー40番-24番│39-41小節

ツェルニー40番-24番│39-41小節

指をその鍵盤に当てに行くのではなく、指がその位置に来るように、全体で大きめな動きを取る。

いま使っている楽譜 ツェルニー40番練習曲 全音ピアノライブラリー



バッハ:フランス組曲第4番 エール│1回目のレッスン

バッハ:フランス組曲第4番 エール│1-3小節

バッハ:フランス組曲第4番 エール│1-3小節

バッハもヨタッていたらどうしようと心配していたが、いやあ、この曲は大好きでよく弾いていたから、そんなにヒドい酔っ払い運転にならなかった。

なんかもう、レッスンで弾いていても楽しくて~




▼全体を通して、音を切るところは、わかるように切ること。

バッハ:フランス組曲第4番 エール│1-3小節│切るところ

バッハ:フランス組曲第4番 エール│1-3小節│切るところ

▼12小節左手│♭が取れた感じをしっかり出す。

バッハ:フランス組曲第4番 エール│12-13小節

バッハ:フランス組曲第4番 エール│12-13小節

2回目、改善しつつ弾いたら、「かなりよくなりましたね。安定してできるように練習してください」とのこと。

いま使っている楽譜 春秋社版 バッハ集 3



モーツァルト:ピアノ・ソナタ第4番K.282 第3楽章│1回目のレッスン

モーツァルト:ピアノ・ソナタ第4番K.282 第3楽章│1-6小節

モーツァルト:ピアノ・ソナタ第4番K.282 第3楽章│1-6小節

モーツァルトは相変わらず苦手。

「2拍子」なので、1拍目を意識、2拍目は軽く。

モーツァルト:ピアノ・ソナタ第4番K.282 第3楽章│1-11小節

モーツァルト:ピアノ・ソナタ第4番K.282 第3楽章│1-11小節

2拍子の弾きかた、何十回もご指導いただいてるかもしれない。

わかっているのか?

いや、ほんとは「わかっていない」。

たぶん、「2拍子」を体で感じていないんだと思う。




▼56、58小節│右手ドレミファ → 2拍子らしさよりも、歌うことを優先する。

モーツァルト:ピアノ・ソナタ第4番K.282 第3楽章│56-58小節

モーツァルト:ピアノ・ソナタ第4番K.282 第3楽章│56-58小節

▼75-84小節他│急に、低音域、高音域を移動する「ふしぎさ、新鮮さ」をもっとあらわす。

モーツァルト:ピアノ・ソナタ第4番K.282 第3楽章│75-86小節

モーツァルト:ピアノ・ソナタ第4番K.282 第3楽章│75-86小節

先生「毎回、弾きながら驚いてください」

そうだねえ、めまぐるしく変わるヒトの表情みたいだから、それに対する驚きがないとね。

その「しかけ」とか「たくらみ」を、聞き手がハラハラするほど、わかるようにしないとね。

いま使っている楽譜 モーツァルト: ピアノ・ソナタ集 第1巻/ヘンレ社/原典版



今日のレッスンを振り返って

ごく初歩的なことなのに、いまだに「1拍目」のニュアンスがヘタクソ。

それねえ、そういうの、「かっこいいなあ」とは思っていたのよ。

そういう「1拍目がトン!」っていうの、CDとかでやっていて、ああ、あのさいしょにトン!がかっこいいって。

いやいや、かっこいいとかヘチマじゃなくて、それが基本だろうが。

で、「未来」のことはわからないので、まずはひとつひとつのレッスンを、きっちり積み上げていくこと。

今回のご指摘は、かならず次回に反映すること。

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