「子どもが放ったらかしにした母」の面倒を押し付けられたら?│叔父さん夫婦との再会│その2

日々のあれこれ

そもそも、今回叔父さん夫婦を訪ねた目的は「お詫び」である。

数年前から、私も妹も、自分たちの母にまったく連絡を取らなくなってしまった。

母は一人暮らしだったが、放ったらかしにしていた。

私は一時、同居して母を介護していた。

しかし、母はむかしから非常にヒステリックで、少しでも気に入らないことがあると激高し、私は土下座をして許しを乞う、というのがパターンだった。

ま、慣れてたけど。

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しかし、なんぼなんでも、50代の娘が80代の母に土下座して、母が娘を杖で小突くっちゅーのは、ヘン?!だよね。

と急に気づいて、私はある日、ヘルパーさんが往訪している最中、スキを狙って「脱獄」した。

それ以来、母を放置していたのだが、とちゅうから叔父さん夫婦が、母の面倒を見てくれていたのだ。

そして、最終的には老人施設に入所する手続きも、引っ越し手伝いも、ぜんぶ叔父さん夫婦がしてくださったのだ。

私と妹は、居住まいを正して、叔父さん夫婦に謝罪した。

「ずっと母のことを面倒みていただき、本当に申し訳ありませんでした。それに、こちらからご挨拶にも伺わずたいへん失礼いたしました」




しかし、叔父さんも叔母さんも穏やかな笑顔で、叔父さんは、

「そんなたいしたことしてへんよ。『会う』ことも、それにちょうどいい時期があるんやから、ぜんぜんええよ」

あまりに、微塵も「迷惑さ」を感じなさすぎたので、なんだか途方に暮れた。

私は、「怒らないヒト」を目の前にすると、奇妙な戸惑いに襲われる。

逆に「怒るヒト」は、イヤはイヤなんだけど、ああ、そうだよね、うん、怒り狂って当然、自分は怒られるポジション安定!とか思ってしまう。

しかし、叔父さんが満面の笑みを浮かべているのを見るのは、とてもうれしかった。

遠いむかしのときから、まだ「おにいちゃん」だったときから、いつも笑顔のひとだった。

私と妹は、口をそろえて声を大にしてこう言った。

「ウチの母は、ありとあらゆることにケチと文句をつけまくっていたヒトでしたが、叔父さんのことは、いつもつねにずっと変わらず『やっちゃんは、やさしいええ子や』と言っていました!

そうなのだ。

母は、全人類を罵倒しつづけてきたのだが、ゆいいつの例外が、この「やっちゃん」叔父さんだった。

それほどに、叔父さんはやさしいひとなのだ。

●本日のネットビジネス準備:0時間58分
●本日のピアノ練習:2時間00分

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