夜、窓の間近に映る「黒い人影」に震え上がる│借金を返せなくなった恥ずかしい真相│その20

音楽

まったく予想していなかったが、新居の周りは、どうも騒がしい。

謎男とゴミ屋敷息子さんは、しょっちゅう怒鳴り合いのケンカをしている。

この怒鳴り合いに、ゴミ屋敷お母さんが参戦することはない。

が、お母さんは、そのグチも含め、なにやかや私のウチにやってくる。

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まあ、ケンカにしても話にしても「合計時間」で考えると、そう大したことない。

けれども、え?……ココにずっと住むとしたら、こういうのに慣れてかないといかんのかね?

そして、肝心のピアノはまったく弾けていない。

謎男さんは、隣の外壁工事ですらガマンならなくて、毎日工事スタッフにがなり立て、モノを投げつけていた。

そんだけ「音に敏感なヒト」がおるのに、さすがにグランドピアノなんて弾けないよ。




しかたがないので、電子ピアノを細々弾いていたものの、どうしたものかずっと悩んでいた。

あと、部屋のなかに虫が多いのにも困っていた。

ゴキブリ対策グッズをたくさん置いてはみたものの、一向に減らず、こやつらは毎日元気に駆けずり回っている。

バルサン焚きたいけど、そうすると、またおねえさんが飛んでくるだろうし。

ある日の夜、台所のイスに座ってボーッと、これからどうしようと考えていた。

で、ふと、台所の窓を見ると……

うわぁっ!!!

そ、そこには「人の影」が見えたのだ!

だれかいる!

その黒い人影は、ゆっくりと左に動き、そしてピタリと止まった。

すりガラスなので、ぼんやりとしか見えないが、明らかにだれかがこちらを覗いている。

ウチの家とゴミ屋敷の間に70cmほどのスキマがある。

そこにだれかが立っているのだ。




背筋が寒くなった。

私はそうっと立ち上がると、台所の灯りを消し、足音をしのばせて隣の部屋へ移り、台所との境の引き戸を閉めた。

真っ先に怖くなったのは、風呂場だ。

風呂場には換気扇がなく、すりガラスの窓がある。

ああ、この分じゃ風呂場もアブナイよなあ。

ま、ご期待に沿えるようなモノはなんも見せられんのだが。

そういえば、ウチの周りを歩く足音はたまに聞こえていた。

ここいらの住宅は、あの「ごく普通の家」以外、どのウチも塀がない。

ちゃんと区切っているモノがないから、まあ、通路代わりにヨソのウチの周りを歩いてもしかたがない。

そう思っていたけど、台所からじーっと観察されていたかと思うと、気が滅入ってきた。

とりあえず、翌日にホームセンターへ行き、黒いプラスチック段ボールを買ってきた。

それをカッターで切り取り、風呂場の窓枠にハメこんだ。

換気はできないが、覗きを心配するよりマシだ。




んで、台所をどうしよう?

台所の窓は、かなり大きいので、引越しに使った段ボールを分解し、ガムテープで貼り合わせ、いちおうすべてふさぐことができた。

はあ、疲れた。

でも、これで安心。

けれども、その翌朝、これまたふと自転車を見て仰天した。

例の自転車は、南側のスキマに入れて、自転車カバーをかけておいたのだが、そのカバーが……切り裂かれていたのだ!

カッターかナイフかわからんが、上部が斜めに大きく50cmほど切られていた。

ただし、自転車のサドルにキズはなかった。

こ、これは!

もしや、私が窓をふさいだことに対する報復なのだろうか?!

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