母をしあわせにしたくても「立ちはだかる壁」がコレなんです

日々のあれこれ

90歳の母と同居して、約3ヵ月。

「母ちゃんが『満足できる余生』を過ごして欲しい」ということが目的だ。

なので、できる限り「母の好み、習慣、考え方」が反映された生活を実行するように心がけている。

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もともと母は、

「子どもは、母親とおなじ行動や考え方をするのが当たり前」と思っている。

だが私は、非常に反抗的で、長年ずっと「自分の好き勝手に行動する」ワガママを押し通してきた。

それを、ようやっと悔いあらためたのが、ほんの数ヵ月前。

今年2月、大和内観研修所「集中内観研修」を1週間受けた。

朝から晩まで、部屋の片隅に立てられた屏風の中にこもって、両親に対してひたすら反省すること1週間。

いやあ、親の愛の尊さにはじめて気づき、どれほど自分がバカだったのか、思い知らされた。




そして遅まきながら、せめていまからでも、高齢の母をお世話したいなあ。

などと、ガラにもなく殊勝なことをホザいておるが、難題もある。

母は、さまざまなことに対して「要求水準が高い」。

また、とても繊細でデリケートである。

で、記憶力がよく、観察力が鋭い。

ってことは、「自分の理想から、ごくわずかでもハズれていると、タイヘンなストレスを感じる」のだ。

さて、それでは「私」は、母のお世話係として適任だろうか?

いやいや、それがじつは問題でしてな。

ただし、「母が要求する水準」や「どれほど繊細であるか?」といったことは、かなり推測できる。

けれども「実行力」がまったく欠けている。




まあ、なにを実行するか?にもよるけど。

母は「時間管理が厳格」だが、意外にもこれはまったくOKだった。

私はこれまで長年、てか、身に覚えがあるのは、なんと中学生以降だけど、ずーっとグズグズダラダラウダウダ、基本的に「昼夜逆転修正不可能」生活だった。

だのに、時間を計ったり、日時を記録するのは大好き。

じゃあ、ホンマの私は、時間を管理したいのか、そうじゃないのか?

コレ、母のピシャーッと定められた生活時間に、自分を合わせてみたら、はれれ、快適じゃん!となった。

つまり、マジでびっくりしたけど、「ホンマの私」は、母と同じく「ビシッと時間管理」しているのが「好み」だったんですな。

おかげさまで、朝5時起床 → 夜8時45分就寝が、ふつうにデキるようになった。

ありがとう、母ちゃん。

あと、私自身の私用で外出ができなくなったが、コレもわりとクリアできそう。




ピアノのレッスンにちょっと未練があるけど、まあ、母ちゃんの安全のほうがはるかに大事。

また、食事内容をおんなじにすることも、ぜんぜんかまわなかった。

そして、毎日掃除もしているし、洗濯も週2回やっている。

ホレ、ずいぶんニンゲンらしくなってきたやん?

こんなふうに「私が生活を変える」というのは、カンタンに実現できる。

けれども、難題は「騒音を止める」「老いを止める」「病気を治す」「ビンボー」「過去の辛い記憶」といったたぐいだ。

これらを解決するために、ちゃんと動いて実行するのは、非常にむずかしい。

しかし、こういう問題こそが「母の不幸の源」なので、こいつらを放っておくのはマズいんだよね。

と、わかっていながら、どれも私にとっては手出ししにくくて、すいません、放置しとります。

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